2月1日(土)と2日(日)に2024ー25 V.LEAGUE MEN(Vリーグ男子)の14週目の試合が行われた。
今シーズンより新しくなったVリーグでは東西カンファレンス制が導入され、レギュラーシーズンは各クラブがホーム&アウェー方式により合計28試合を行い、そのうち14試合がホーム会場での試合となる。また、東地区は総当たり戦を4回ずつ計28試合、西地区は総当たり戦を2回ずつ計18試合に加えて10試合を行う。
第14週は東地区で北海道イエロースターズ vs 長野GaRons、富士通カワサキレッドスピリッツ vs つくばユナイテッドSun GAIA、レーヴィス栃木 vs 東京ヴェルディ、埼玉アザレア vs 千葉ZELVAの4カード、西地区では、きんでんトリニティーブリッツ vs 近畿クラブスフィーダ、 クボタスピアーズ大阪 vs 兵庫Delfinoの2カードが行われた。
東地区では、上位対決となった富士通とサンガイアのGAME1で熱戦が繰り広げられた。富士通が試合を通して13本も決めたブロックでサンガイアの攻撃を抑えようとするも、オフェンス力で勝ったサンガイアが5セット目ではデュースまでもつれたフルセットの接戦を制した。GAME1のその他の試合は全て上位チームがストレートで勝利を飾った。GAME2では前節終了時点で7位の千葉が2位の埼玉アザレアからフルセットの末に大金星。1セット目から36ー34という熾烈な戦いになったこの試合は、千葉のアウトサイドヒッター(OH)松下正明や荒瀬好則が攻守で活躍を見せ、大きな勝因となった。また、その他の試合は上位チームが勝利を収めている。
西地区では、第13節を終えて3位のクボタと9位の兵庫Dが対戦し、GAME1は手に汗握る試合となった。第1セットを29ー27で兵庫Dが先取する。その後クボタは2セットを取り返すも、兵庫Dが意地を見せて4セット目を取り返し試合はフルセットへ。第5セットを15ー13でクボタが取りきり勝利を収めた。クボタは内定選手のMB加藤亞夢やルーキーのオポジット(OP)若林俊希などが60%越えの高いスパイク決定率を残しオフェンスで存在感を見せた。続くGAME2でメンバーを代えて臨んだクボタは、ルーキーのOH柳田歩輝やMB劉鴻杰がスパイクやブロックなど多岐にわたって得点し3ー1でクボタが勝利した。
4位のきんでんと7位の近畿のGAME1はきんでんがストレートで勝利した。きんでんと近畿のGAME2は近畿が2セットを先取する展開になる。しかし、きんでんはOH中西武琉やOP清田晟ノ祐などを中心に巻き返しフルセットの末に勝利した。
次週の第15週は、8日(土)、9日(日)に東地区は富士通 vs R栃木、サンガイア vs 千葉の2カード、西地区では近畿 vs 福岡ウイニングスピリッツ、大同特殊鋼レッドスター vs アイシンティルマーレ碧南、兵庫D vs VT三重の3カードが行われる。
■V.LEAGUE MEN 2月1日(土)GAME1試合結果
▼東地区
北海道イエロースターズ 3ー0 長野GaRons
(25ー15、25ー19、25ー14)
富士通カワサキレッドスピリッツ 2ー3 つくばユナイテッドSun GAIA
(25ー21、27ー25、21ー25、16ー25、15ー17)
埼玉アザレア 3ー0 千葉ZELVA
(25ー15、25ー17、25ー20)
レーヴィス栃木 3ー0 東京ヴェルディ
(25ー22、25ー23、25ー21)
▼西地区
クボタスピアーズ大阪 3ー2 兵庫Delfino
(27ー29、25ー12、25ー21、21ー25、15ー13)
きんでんトリニティーブリッツ 3ー0 近畿クラブスフィーダ
(25ー14、25ー22、25ー22)
■V.LEAGUE MEN 2月2日(日)GAME2試合結果
▼東地区
北海道イエロースターズ 3ー0 長野GaRons
(25ー20、25ー17、28ー26)
富士通カワサキレッドスピリッツ 1ー3 つくばユナイテッドSun GAIA
(25ー22、16ー25、19ー25、13ー25)
埼玉アザレア 2ー3 千葉ZELVA
(36ー34、25ー22、21ー25、25ー27、11ー15)
レーヴィス栃木 3ー0 東京ヴェルディ
(25ー18、25ー22、25ー22)
▼西地区
クボタスピアーズ大阪 3ー1 兵庫Delfino
(25ー20、25ー13、23ー25、25ー22)
きんでんトリニティーブリッツ 3ー2 近畿クラブスフィーダ
(21ー25、19ー25、25ー20、25ー22、15ー8)