大同生命SV.LEAGUE MENの第14節GAME2が2月2日(日)に行われ、パナソニックアリーナにて大阪ブルテオンと広島サンダーズが対戦した。
昨日のGAME1では、広島THのアウトサイドヒッター(OH)オレオル・カメホ ドルーシーが第11節GAME1ぶりの復帰を果たしたもののホームの大阪Bがストレート勝利を収め、連勝記録を9に伸ばしている。
大阪BはOHにジェスキー・トーマスとロペス・ミゲル、ミドルブロッカー(MB)に山内晶大とエバデダン・ラリー、セッター(S)に永露元稀、オポジット(OP)に西田有志、リベロ(L)に山本智大をスタメンに起用し、昨日のGAME1と同様の布陣で挑んだ。
対する広島THはOHに新井雄大と坂下純也、MBに三輪大将と川口柊人、Sに金子聖輝、OPにフェリペ・モレイラ ロケ、Lに高木啓士郎をスタメンに起用。昨日のGAME1から、MBを西知恕から川口に変更している。
第1セットは、拮抗した入りとなる。しかし、永露が8ー7の場面にこの試合で2本目のサービスエースを決めると、波に乗った大阪Bがブロックポイントなどで一気に広島THを突き放す。大阪Bリードの12ー7で迎えたテクニカルタイムアウト後も流れは変わらず。ジェスキーのワンハンドディグをそのまま西田がスパイクにするというビックプレーも飛び出し、大阪Bが点差を保つ。対する広島THはカメホをライトポジションで起用し、Sの前田一誠と共に2枚替えを行うも戦況を変えられず、大阪Bが勢いそのまま25―19でセットを先取する。
広島THがOHを新井からカメホに変更した第2セットも、序盤は一進一退の攻防となる。中盤も両者一歩も譲らず、ラリーが多発。1点を取り合う展開が続く中、終盤に差し掛かった場面に広島THのスパイクミスで大阪Bが抜け出す。その後はロペスのブロックポイントや、西田のサービスエースで点差を広げた大阪Bがセットを連取する。
広島THにとっては2セットダウンで後がない第3セット、トータルディフェンスから攻撃陣のワンタッチなどを狙った巧みなプレーで大阪Bが一歩前に出る。その後は広島THも離されず、互いにサイドアウトを取り合う競った展開に。終盤、金子のサーブから20ー19と逆転に成功した広島THはロケのブロックポイントもあり、リードを広げる。しかし最後はロペスの3連続サービスエースで大阪Bが25ー23でセットを取り切り、GAME1に続くストレート勝利を収めた。
ロペスの3連続サービスエースでのフィニッシュや、ジャンプフローターサーブの永露が3本のサービスエースを決めるなど、競った展開の中で流れを掴むサーブやブロックを見せた大阪B。この勝利で連勝記録を10まで伸ばした。
大阪Bの次戦は2月8日(土)にパナソニックアリーナにてVC長野トライデンツとのホーム戦、広島THの次戦は2月8日(土)に有明コロシアムにて東京グレートベアーズとのアウェー戦となっている。
■試合結果
大阪ブルテオン 3ー0 広島サンダーズ
第1セット 25―19
第2セット 25―21
第3セット 25―23