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 大同生命SV.LEAGUE MEN(SVリーグ男子)の第14節GAME2が2日(日)にエントリオにて行われ、ウルフドックス名古屋と東レアローズ静岡が対戦した。

 1日(土)に行われたGAME1ではウルフドックス名古屋がストレートで勝利を収めた。WD名古屋は勢いそのまま連勝といきたい。対する東レ静岡はリベンジに燃える。

 ホームのWD名古屋はアウトサイドヒッター(OH)に高梨健太と山崎彰都、ミドルブロッカー(MB)に王東宸と小山貴稀、オポジット(OP)に二ミル・アブデルアジズ、セッター(S)に深津英臣、リベロ(L)に渡辺俊介をスタメン起用。

 対する東レ静岡はOHにフランチェスコ・レチネと山田大貴、MBに上條レイモンドと西本圭吾、OPに楠本岳、Sに新貴裕、Lに山口拓海をスタメン起用した。

 1セット目、WD名古屋が二ミルのアタックや山崎のブロックで4ー0と序盤からリードする展開になるも、東レ静岡も何とか食らいつく。中盤、東レ静岡は上條のブロックで19ー18と1点差まで点差を縮めたものの、深津が山田をブロックして流れにのったWD名古屋。途中出場のOHティネ・ウルナウトがスパイクで得点し、リリーフサーバーで投入された水町泰杜がサーブで相手を崩すなど、交代が功を奏したWD名古屋。最後は水町がバックアタックを決め、第1セットを25ー20で先取する。

 水町の強烈なサービスエースで始まった2セット目、序盤はお互いに点を取り合う展開になる。重藤トビアス赳の連続サービスエースでこの試合初めて東レ静岡がリードを奪う。その後リードし返されるものの、山田のサービスエースや重藤のスパイクで得点を重ね再びリードする。中盤山田のバックアタックや西本のダイレクトが決まり、15ー12で東レ静岡がリードしたところでWD名古屋がタイムアウトを要求。その後も東レ静岡がリードを保ち続け、終盤に突入すると、山田がサービスエースを決め、21ー17にしてWD名古屋を突き放す。しかしWD名古屋が連続得点で追い上げを見せ22ー22の場面で東レ静岡に追いつく。先にセットポイントを握ったのは猛追してきたWD名古屋。デュースの末に29ー27でWD名古屋が2セット目を獲得した。

 3セット目、序盤は2セット目と同様にお互い点を取り合う展開となるも、中盤で3連続得点で10ー7と前に出たWD名古屋が東レ静岡からリードを奪う。点差を少しずつ広げながら終盤に突入すると、MBの傳田亮太がブロックを決め21ー15とリードを広げる。東レ静岡はミスが続いてしまい、最後は二ミルのトスを高梨がレフトから決めて25ー18で3セット目を奪い、WD名古屋がストレートで勝利した。

 両チームとも次節は8日(土)に実施予定で、WD名古屋はアウェイのAsueアリーナ大阪でサントリーサンバーズ大阪と、東レ静岡はホームの香陵アリーナで日本製鉄堺ブレイザーズと対戦する。

■試合結果
ウルフドックス名古屋 3ー0 東レアローズ静岡
第1セット 25ー20
第2セット 29ー27
第3セット 25ー18