2月8日(土)と9日(日)に2024ー25 V.LEAGUE MEN(Vリーグ男子)の15週目の試合が行われた。

 今シーズンより新しくなったVリーグでは東西カンファレンス制が導入され、レギュラーシーズンは各クラブがホーム&アウェー方式により合計28試合を行い、そのうち14試合がホーム会場での試合となる。また、東地区は総当たり戦を4回ずつ計28試合、西地区は総当たり戦を2回ずつ計18試合に加えて10試合を行う。

 第15週は東地区では富士通カワサキレッドスピリッツ vs レーヴィス栃木、つくばユナイテッドSun GAIA vs 千葉ZELVAの2カード、西地区では近畿クラブスフィーダ vs 福岡ウイニングスピリッツ、大同特殊鋼知多レッドスター vs アイシンティルマーレ碧南、兵庫Delfino vs ヴィアティン三重の3カードが行われた。

 東地区では、14週終了時点で8勝8敗で4位につけるR栃木と、8勝10敗で5位につける富士通の対決が行われた。GAME1では富士通のオポジット(OP)柳田百織が両チーム最多の19得点をあげチームをけん引し、3ー1で勝利した。GAME2ではフルセットの激戦に。最後までどちらが勝利を掴むか分からない中、最終5セット目はデュースに突入すると、R栃木のアウトサイドヒッター(OH)劉鴻敏が20得点をあげるも勝利を掴み切れず、富士通が2連勝。この結果で富士通が4位に浮上、R栃木が5位後退となった。3位につけるサンガイアと7位の千葉の対戦は、GAME2でフルセットにもつれるも、上位のサンガイアが2連勝を飾った。

 西地区では、17勝1敗で首位を走るVT三重が、2勝16敗で9位の兵庫Dと対戦。兵庫Dはホームでの声援を背に2セットダウンのところから3、4セット目を連取し、ルーキーでOPの熊崎夢大を攻撃の中心としてフルセットに持ち込む。しかしその5セット目では、序盤に先に前に出るもそのリードを守り切れず、悔しい敗戦となった。GAME2ではセットカウント1ー3で敗れ、上位のVT三重からの白星は叶わぬ結果となった。

 7位につける近畿は、未だ勝利をあげられていない福岡WSとの対戦となり、両日セットカウント3ー1で近畿が2連勝し、福岡WSは第15週でも勝利を飾ることはできなかった。また、6位の大同特殊鋼と5位のアイシンの対戦ではアウェーのアイシンが2連勝を飾り、西地区では上位チームが下位チームに順当に勝利したため、第14週からの順位変動はない。

 次戦第16週は、15日(土)と16日(日)に行われ、東地区では千葉 vs 北海道イエロースターズ、埼玉アザレア vs サンガイア、東京ヴェルディ vs 富士通、長野GaRons vs R栃木の4カードが、西地区ではきんでんトリニティーブリッツ vs フラーゴラッド鹿児島、アイシン vs 兵庫D、クボタスピアーズ大阪 vs 近畿、大同特殊鋼 vs VT三重、福岡WS vs 奈良ドリーマーズの5カードが対戦する。

■V.LEAGUE MEN 2月8日(土)GAME1試合結果

 ▼東地区

 富士通カワサキレッドスピリッツ 3ー1 レーヴィス栃木
 (27ー25、25ー20、21ー25、25ー19)

 つくばユナイテッドSun GAIA 3ー0 千葉ZELVA
(25ー23、25ー22、27ー25)

 ▼西地区

 近畿クラブスフィーダ 3ー1 福岡ウイニングスピリッツ
(19ー25、25ー23、25ー20、25ー21) 

 大同特殊鋼知多レッドスター 1ー3 アイシンティルマーレ碧南
(20ー25、25ー17、24ー26、20ー25)

 兵庫Delfino 2ー3 ヴィアティン三重
(14ー25、17ー25、25ー23、25ー21、13ー15)

■V.LEAGUE MEN 2月9日(日)GAME2試合結果

▼東地区

 富士通カワサキレッドスピリッツ 3ー2 レーヴィス栃木
 (25ー22、25ー21、23ー25、21ー25、16ー14)

 つくばユナイテッドSun GAIA 3ー2 千葉ZELVA
(24ー26、25ー22、19ー25、25ー23、15ー10)

 ▼西地区

 近畿クラブスフィーダ 3ー1 福岡ウイニングスピリッツ
(25ー16、22ー25、25ー23、25ー21) 

 大同特殊鋼知多レッドスター 0ー3 アイシンティルマーレ碧南
(23ー25、19ー25、16ー25)

 兵庫Delfino 1ー3 ヴィアティン三重
(25ー22、15ー25、23ー25、22ー25)