バレーボール男子日本代表の石川祐希が、パリ2024オリンピック(パリ五輪)のグループC第3節のアメリカ代表戦を振り返った。
グループリーグ2試合を終えて1勝1敗でグループ3位につけていた日本。アメリカには1-3で敗戦となったものの、グループ3位の中の上位2チームに入り、決勝トーナメント進出が決まった。
アメリカ戦では調子が上がらず、途中でベンチに下がる場面もあった石川が試合後のフラッシュインタビューに登場し、試合を振り返った。
アメリカの印象について石川は「向こうのサーブも良かったですし、ブロックディフェンスが非常に効果的にプレーできていたので、そこの質が僕たちはまだ良くなかったかなと思います」と振り返った。
また、自身がベンチに下がっていた第3セット目以降にチームが流れを掴んだことについては「非常にみんな割り切ってやったと思いますし、僕も非常にプレーが悪くて、託してもらえるところで全く託してもらえなかったので、次からそういう球がもらえるような準備をしっかりしていきたいと思います」と自身のプレーを強く反省していた。
第4セットでは再びコートに戻った石川。「流れを変えるために入ったんですけど、流れ変えることができなかったので、そこは反省するべきですし、また次の機会があるので、そこでしっかりとプレーできるようにしていきたいと思います」と悔しさを滲ませた。
その上で「次の試合が重要ですし、ここからは負けたら終わりなので、負けないようにというか、しっかり勝ち切る準備をして臨みたいと思います」と決勝トーナメントでの戦いに意気込んでいた。
メダル獲得のためには石川の復調は必須。準々決勝では調子を上げた石川の躍動に期待がかかる。