[写真]=Getty Images

 バレーボール男子日本代表のフィリップ・ブラン監督が、パリ2024オリンピック(パリ五輪)のグループC第3節のアメリカ代表戦を振り返った。

 グループリーグ2試合を終えて1勝1敗でグループ3位につけていた日本。アメリカには1-3で敗戦となったものの、グループ3位の中の上位2チームに入り、決勝トーナメント進出が決まった。

 東京五輪に続き日本を決勝トーナメント進出に導いたフィリップ・ブラン監督が試合後のフラッシュインタビューに登場し、試合を振り返った。

 まず、アメリカ戦については、「試合の序盤はサーブとブロック、トランジションアタックでアメリカが効果的に点数を取ってきたので、非常に難しい時間帯が続いた」とし、「3セット目は少しリズムも変えて、序盤にリードできたことがセット取得につながったと思う」と、石川祐希に代えて大塚達宣を投入した第3セットを振り返った。

 また、試合を通して活躍した西田有志については、「西田選手もハイボールも含めてスパイクに関してたくさん点数を取ってくれたので、非常に活躍してくれた」と絶賛した。

 決勝トーナメントでの戦いについては、「予選を突破するのはこの大会で一番最初の目標だった。そこを突破して、ここからはトーナメントで一発勝負が続くので、まだどこと当たるか分からないが、ここからは戦い続けるだけ」と改めて覚悟を語った。

 アメリカ戦では石川をベンチに下げるという決断が当たったブラン監督。決勝トーナメントではどんな采配を振るうだろうか。