15日、大同生命SV.LEAGUE MWN(SVリーグ男子)の東レアローズ静岡は、3月15日(土)にこのはなアリーナで行われる第19節GAME1ジェイテクトSTINGS愛知戦を、藤井直伸さんの追悼試合として実施することをクラブ公式サイトで発表した。
藤井さんは順天堂大学を卒業後、2013年11月に内定選手として東レアローズ(現・東レアローズ静岡)に入団した。日本代表に選ばれた経験も持ち、2020東京オリンピック(東京五輪)でも日の丸を背負って戦った。東京五輪終了後、病に侵され闘病生活を送っていた藤井さんは、2023年3月10日に31歳という若さで逝去された。
追悼試合として行われる今回の試合では、選手らが3rdユニフォームを着用し試合に臨む。ユニフォームは黒を基調としたデザインとなっており、敬意と哀悼の意を表現しながら、藤井選手の背番号「21」を左肩に配置してその存在を常に感じられるようにしているほか、背面には英語で「心はひとつ」と記載されており、チームの団結を表しているとのことだ。
当日は、選手のみならず会場にいるすべての人が藤井さんに思いをはせる時間となるだろう。