[写真]=Getty Images

 アルゼンチンバレーボール連盟は17日、2019年から同国男子代表監督を務めるマルセロ・メンデス氏(61)との契約を2025年まで延長したことを発表した。

 メンデス氏は、現役最後に所属していた母国アルゼンチンのリーベルプレートで監督としてのキャリアをスタートさせると、その後はスペインやブラジル、ポーランドでクラブチームの指揮を執った。2009年から10年以上にわたり率いていたブラジルの強豪クラブ、サダ・クルゼイロでは世界クラブ選手権で3度の優勝を果たすなど、チームを様々な大会の表彰台に導いた。現在はポーランドのプルスリーガに所属しているヤストシェンブスキの監督を務めている。

 代表では2007年に男子スペイン代表の監督に就くと、チームは同年に行われたヨーロッパ選手権で大会初優勝に輝いた。以降は長い間代表チームから退いていたが、2019年に男子アルゼンチン代表の監督に就任。2021年には東京五輪で銅メダルを獲得し、予選ラウンド敗退となったものの2024年のパリ五輪にも出場していた。

 現在FIVB世界ランキング9位の男子アルゼンチン代表は、頂点を知るメンデス氏と共に再び歩みを進めることとなった。