国際バレーボール連盟(FIVB)は18日、公式サイトにてネーションズリーグ2025(VNL)決勝ラウンドの開催地を発表した。
6月から7月にかけて行われる今大会。予選ラウンドは世界各地で行われ、第3週では男女ともに千葉県にあるポートアリーナでの開催が決定している。
決勝ラウンドの開催国と予選ラウンドの上位8カ国が出場する決勝ラウンドの開催地は、女子がポーランドのウッチにあるアトラスアリーナ、男子は中国の寧波市にある北侖区体芸センターに決まった。
女子は7月23日から27日にかけて、男子は7月30日から8月3日にかけて行われる。
FIVBは女子の開催地をポーランドにした理由として、2024年大会において国内の累計視聴者数が4600万人に及ぶなどバレーボールの人気や注目度が高いだけでなく、男子はパリ五輪で準優勝、女子は2024年のVNLで銅メダルを獲得するという実力も備わっている点を挙げている。なお、男子予選ラウンド第3週はポーランドのグダニスクでも開催される。
また、男子の開催地に決まった中国についても、2024年大会で2週にわたり女子予選ラウンドの開催地となった経験や、その際に累積視聴者数が2億6800万人に達した点に触れた。なお、女子の予選ラウンド第1週は中国の北京でも開催される。
2023年に行われたパリ五輪予選も行われていたウッチと寧波。近年、多くの国際大会で開催地に選ばれ、バレーボール人気の高い国で行われる決勝ラウンドはさらに盛り上がりが増すことだろう。