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 大同生命SV.LEAGUE MENの第17節GAME1が3月1日(土)に行われ、有明コロシアムにて東京グレートベアーズと大阪ブルテオンが対戦した。

 東京GBの10,000人プロジェクトとして行われたこの試合。東京GBホームゲームでの最高記録となる9,842人の観客が試合を見守った。

 ホームの東京GBは、アウトサイドヒッター(OH)に後藤陸翔とアレックス・フェレイラ、、ミドルブロッカー(MB)に大竹壱青と伊藤吏玖、セッター(S)に今橋祐希、オポジット(OP)にマチェイ・ムザイ、リベロ(L)に古賀太一郎をスタメンに起用。ベストメンバーを並べた。

 一方の大阪Bのスタメンは、OHにトーマス・ジェスキーとミゲル・ロペス、MBに山内晶大とエバデダン・ラリー、Sに永露元稀、OPに西田有志、Lに山本智大と、こちらも主力の選手たちを起用した。また、第15節と第16節に続き、帰国中のティリ・ロラン監督に代わり伊藤健士コーチが指揮を執った。

 東京GBの得点から始まった第1セットだが、大阪Bはロペスとトーマスの両外国籍選手を中心に攻め立て、互角のまま試合が進む。だが、そこから一歩抜け出したのは東京GB。19ー15と4点差まで広げる。しかし、首位の大阪Bも反撃。西田のサービスエースも飛び出し19ー17と2点差まで詰めたところで東京GBのカスパー監督はたまらずタイムアウトを取る。東京GBが先に20点台に乗せると、大阪Bのリリーフサーバー富田将馬のサーブもミスになり、22-19に。最後は西田の苦しい体勢からのアタックを東京GBのムザイがブロックし、25-22で東京GBがセットを先取した。

 続く第2セットは、大阪Bのサーブが走り5ー12と序盤からリードを広げてテクニカルタイムアウトに突入。9ー15の場面ではネット際で競り合ったロペスに対しムザイが反応し、ネットを挟んでの口論が展開される。その流れで両者にレッドカートが提示される思わぬ展開に。直後、カスパー監督は一度ムザイをベンチに下げる決断を下すと、その後も柳田将洋を投入するなど手は打つが流れは変わらず、18ー25で大阪Bがセットを取り返す。

 第3セット、東京GBのムザイはベンチスタート。セッターには深津旭弘を起用する。4ー5となった場面で再びムザイがコートに戻ると、互いに連続得点を奪わせない戦いが続き、12ー11でテクニカルタイムアウトへと突入する。ここから東京GBのセットが合わないミスも続き点差が開くと、14ー20となったところでカスパー監督は2回目のタイムアウトを使う。だが大阪Bも隙のない戦いを見せ、19ー25でセットを連取し、勝利に王手をかける。

 勝負の第4セットは、大阪Bの西田らのサーブが走り、8ー13とリード。東京GBも後藤が意地を見せるが、点差を縮められず、そのまま終盤へ。その後も大阪Bのサーブが止まらず、18ー25でセットを奪取。逆転勝ちで連勝記録を15まで伸ばしている。

 GAME2は2日(日)の14時5分より有明コロシアムにて行われる。

■試合結果

東京グレートベアーズ 1ー3 大阪ブルテオン

第1セット 25ー22
第2セット 18ー25
第3セット 19ー25
第4セット 18ー25