大同生命SV.LEAGUE WOMEN(SVリーグ女子)の第17節の試合が3月1日(土)と2日(日)に行われた。
2024ー25シーズンから装い新たに始まったSVリーグ。レギュラーシーズンは全14クラブがホーム&アウェー方式により合計44試合を行い、レギュラーシーズン上位8クラブがチャンピオンシップに進出する。
NECレッドロケッツ川崎は、アランマーレ山形とのアウェー戦に挑んだ。GAME1は第1セットでバタつきが見られたものの、ミドルブロッカー島村春世やアウトサイドヒッター(OH)和田由紀子を中心に落ち着きを取り戻したNEC川崎が勝利を収めた。GAME2は、NEC川崎が出だしから持ち前の高いオフェンス力を発揮し、ストレート勝利を飾った。この2連勝でNEC川崎はチャンピオンシップ進出を決めている。
今季初対戦となった大阪マーヴェラスと埼玉上尾メディックスの上位対決。GAME1ではホームの大阪MVが、攻守の要であるOH林琴奈を中心にストレート勝利を飾ったものの、続くGAME2は3ー1で埼玉上尾が勝利。OHサラ・ロゾがブロック5本、サービスエース2本を含む21得点を獲得する活躍でチームの勝利に貢献した。
現在チャンピオンシップ進出のボーダーラインとなる8位の座を争っているのは、PFUブルーキャッツ石川かほくとAstemoリヴァーレ茨城。直接対決となった今節は下位のPFUがホーム2連勝を収めた。PFUは両日ともにオフェンシブなプレーを見せ、Astemoに押し勝つ結果となった。
こちらも注目、前節終了時点で6位のSAGA久光スプリングスと、2位につけているデンソーエアリービーズの対戦。前回の対戦ではデンソーが2連勝していたが、今節ではSAGA久光が連日セットカウント3ー1で勝利し、リベンジに成功した。今節は両ゲーム共に高い得点数を獲得したOH深澤めぐみの活躍が目立った。
その他、クインシーズ刈谷は岡山シーガルズとのホームゲームで2連勝、東レアローズ滋賀は群馬グリーンウイングスとのアウェー戦で2連勝をあげた。また、ヴィクトリーナ姫路はKUROBEアクアフェアリーズとのホーム戦を両日ストレート勝利で飾った。なお、前節からの順位変動はない。
次戦の第18節は、3月8日(土)と9日(日)にAstemo vs 東レ滋賀、埼玉上尾 vs A山形、PFU vs KUROBE、岡山 vs 大阪MV、NEC川崎 vs 姫路、SAGA久光 vs 群馬、刈谷 vs デンソーの全7カードが実施される。
■大同生命SV.LEAGUE WOMEN 第17節GAME1結果
アランマーレ山形 1ー3 NECレッドロケッツ川崎
(25ー20、23ー25、19ー25、14ー25)
大阪マーヴェラス 3ー0 埼玉上尾メディックス
(25ー22、25ー18、25ー23)
PFUブルーキャッツ石川かほく 3ー0 Astemoリヴァーレ茨城
(25ー22、25ー22、25ー18)
SAGA久光スプリングス 3ー1 デンソーエアリービーズ
(25ー23、23ー25、27ー25、25ー21)
クインシーズ刈谷 3ー0 岡山シーガルズ
(26ー24、25ー19、25ー18)
群馬グリーンウイングス 1ー3 東レアローズ滋賀
(19ー25、25ー27、27ー25、17ー25)
ヴィクトリーナ姫路 3ー0 KUROBEアクアフェアリーズ
(25ー13、32ー30、25ー18)
■大同生命SV.LEAGUE WOMEN 第17節GAME2結果
アランマーレ山形 0ー3 NECレッドロケッツ川崎
(21ー25、10ー25、24ー26)
大阪マーヴェラス 1ー3 埼玉上尾メディックス
(19ー25、21ー25、25ー18、17ー25)
PFUブルーキャッツ石川かほく 3ー1 Astemoリヴァーレ茨城
(25ー22、20ー25、25ー21、26ー24)
SAGA久光スプリングス 3ー1 デンソーエアリービーズ
(25ー27、25ー22、25ー17、25ー22)
クインシーズ刈谷 3ー1 岡山シーガルズ
(28ー26、20ー25、25ー22、28ー26)
群馬グリーンウイングス 0ー3 東レアローズ滋賀
(21ー25、19ー25、20ー25)
ヴィクトリーナ姫路 3ー0 KUROBEアクアフェアリーズ
(29ー27、25ー23、25ー16)