3月1日(土)と2日(日)に2024ー25 V.LEAGUE MEN(Vリーグ男子)の第18週の試合が行われた。
今シーズンより新しくなったVリーグでは東西カンファレンス制が導入され、レギュラーシーズンは各クラブがホーム&アウェー方式により合計28試合を行い、そのうち14試合がホーム会場での試合となる。また、東地区は総当たり戦を4回ずつ計28試合、西地区は総当たり戦を2回ずつ計18試合に加えて10試合を行う。
第18週では、東地区で千葉ZELVAと埼玉アザレア、富士通カワサキレッドスピリッツと長野GaRons、東京ヴェルディとレーヴィス栃木の3つのカードが、西地区では奈良ドリーマーズときんでんトリニティーブリッツ、フラーゴラッド鹿児島と近畿クラブスフィーダ、ヴィアティン三重とクボタスピアーズ大阪の3つのカードが行われた。
前節終了時点で4位の富士通は、6位の長野GRをホームに迎えた。両日デュースにもつれ込むセットがあったものの、結果は両日ともに富士通のストレート勝ち。GAME1は2本のブロック、1本のサービスエースを含む18得点を獲得したオポジット秦俊介が、GAME2はチームトップの16得点を獲得したアウトサイドヒッター(OH)岡本知也がチームの勝利に貢献した。
今節の注目はここまで西地区の首位を走るVT三重と、3位のクボタの上位対決だろう。今季初対戦の両者、GAME1は3ー0で、GAME2は3ー1でVT三重が勝利を収める結果となった。両ゲーム共にOH山下晃が両チーム最多得点を獲得する活躍を見せた。なお、GAME1の結果をもってVT三重は西地区の上位2位以内が確定し、プレーオフ進出が決定した。一方、2連敗を喫したクボタは順位を1つ落とし4位となっている。
ここまで2位のF鹿児島は7位の近畿と対戦。プレーオフ進出に向け重要な試合が続くF鹿児島は、今節で両日ともにサーブから主導権を握り2連勝を収めた。F鹿児島はプレーオフ進出圏内の2位をキープしている。
その他、東地区では埼玉が千葉とのアウェー戦で2連勝、R栃木も東京Vに対し敵地で両ゲーム勝利を収めた。一方の西地区は奈良ときんでんが連日フルセットの激闘を繰り広げ、どちらもきんでんに軍配が上がっている。
次戦の第19週は、3月8日(土)、9日(日)に東地区でR栃木 vs 長野GR、北海道イエロースターズ vs 東京V、つくばユナイテッドSun GAIA vs 埼玉の3つのカードが行われ、西地区では、奈良 vs F鹿児島、アイシンティルマーレ碧南 vs クボタ、兵庫Delfino vs きんでん、福岡ウイニングスピリッツ vs 近畿の4つのカードが行われる。
■V.LEAGUE MEN 3月1日(土)試合結果
▼東地区
千葉ZELVA 0ー3 埼玉アザレア
(23ー25、16ー25、22ー25)
富士通カワサキレッドスピリッツ 3ー0 長野GaRons
(25ー20、32ー30、28ー26)
東京ヴェルディ 1ー3 レーヴィス栃木
(16ー25、23ー25、25ー19、22ー25)
▼西地区
奈良ドリーマーズ 2ー3 きんでんトリニティーブリッツ
(22ー25、25ー23、25ー23、14ー25、14ー16)
フラーゴラッド鹿児島 3ー1 近畿クラブスフィーダ
(24ー26、25ー15、25ー20、25ー13)
ヴィアティン三重 3ー0 クボタスピアーズ大阪
(34ー32、25ー22、25ー23)
■V.LEAGUE MEN 3月2日(日)試合結果
▼東地区
千葉ZELVA 1ー3 埼玉アザレア
(20ー25、24ー26、26ー24、20ー25)
富士通カワサキレッドスピリッツ 3ー0 長野GaRons
(29ー27、25ー21、25ー19)
東京ヴェルディ 0ー3 レーヴィス栃木
(12ー25、22ー25、29ー31)
▼西地区
奈良ドリーマーズ 2ー3 きんでんトリニティーブリッツ
(23ー25、22ー25、25ー20、25ー22、6ー15)
フラーゴラッド鹿児島 3ー0 近畿クラブスフィーダ
(25ー19、25ー18、25ー15)
ヴィアティン三重 3ー1 クボタスピアーズ大阪
(25ー21、25ー18、26ー28、25ー17)