[写真]=坂口功将 ※写真は2024年12月12日撮影

 4日、大同生命SV.LEAGUE WOMEN(SVリーグ女子)の池谷優佳(27)が今シーズン限りで引退することをクラブ公式サイトで発表した。

 池谷はリベロで下北沢成徳高校出身。高校卒業後は日本体育大学へ入学すると、2018年度秋季関東大学女子バレーボールリーグ(秋季リーグ)ではリベロ賞を獲得した。また、2019年に開催された第30回ユニバーシアード競技大会に出場し銅メダル獲得に貢献した。

 大学卒業後は久光スプリングス(現・SAGA久光スプリングス)に入団すると、2023年に一度現役引退を決意。その後、PFUブルーキャッツ(現・PFUブルーキャッツ石川かほく)で現役復帰しプレーしていたが、今シーズンは主にリリーフサーバーでの起用となっていた。

 池谷は公式サイトを通じて以下の通りコメントを発表している。

「いつも沢山の応援ありがとうございます。今シーズンで引退することを決断致しました。現役続行を決意し環境を変えてからの2シーズン、良い時もそうでない時も、自分自身と向き合いながらとても濃い時間を過ごすことができました。移籍してきた私を温かく受け入れて下さったPFUブルーキャッツ石川かほくの皆様、変わらず応援し続けてくれるファンの皆様、そしてこれまで関わって下さった沢山の方々のおかげで私は今、この決断ができています。そのすべてに感謝します。最後に『続けてよかった』と心から思えるその瞬間まで、皆様の前でバレーボールを楽しみ、競技人生を終えたいと思います。2024-25大同生命SVリーグ残りの試合も、変わらず自分らしく!駆け抜けます!是非、会場で応援宜しくお願いします!」