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 大同生命SV.LEAGUE MEN(SVリーグ男子)の第18節の試合が3月8日(土)と9日(日)に行われた。

 2024ー25シーズンから装い新たに始まったSVリーグ。レギュラーシーズンは全10クラブがホーム&アウェー方式により合計44試合を行い、レギュラーシーズン上位6クラブがチャンピオンシップに進出する。

 SVリーグ開幕戦以来の大阪ダービーとなったサントリーサンバーズ大阪と大阪ブルテオンの注目の一戦。ここまでSVリーグでは大阪Bが2勝0敗としていたが、GAME1ではサーブ&ブロックで得点を重ねたサントリーがストレート勝利。続くGAME2、第1セットを落とした大阪Bは第2セットをデュースの末に取り切ったものの、その後はリズムを掴むことができず。セットカウント3ー1でサントリーが勝利を収めた。サントリーはホームで2連勝を飾り、対する大阪Bは連勝記録を16でストップする結果となった。

 前節終了時点で9連勝中のウルフドッグス名古屋は、ヴォレアス北海道と敵地で対戦。GAME1はサーブで攻めたWD名古屋が3ー1で勝利を飾った。GAME2ではホームのヴォレアスが2セットを先取したものの、7点差をつけて第4セットを奪ったWD名古屋が勢いそのままに最終第5セットを連取。WD名古屋が両ゲーム共に白星をあげ、連勝記録を11に伸ばした。

 どちらが先にチャンピオンシップ進出を決めるのか。第17節を終え勝率で並ぶジェイテクトSTINGS愛知と東京グレートベアーズは熾烈な4位争いを繰り広げた。結果は両日ともにフルセットの激闘となり、GAME1はアウェーの東京GBが、GAME2はホームのSTINGS愛知が制し、1勝1敗の痛み分けとなった。前回の対戦ではSTINGS愛知の2連勝となったものの連日フルセットになるなど実力が拮抗する両チームの争いは、ポイントで勝る東京GBが4位をキープする形となった。

 チャンピオンシップ進出に向けて一戦も落としたくない広島サンダーズは、ホームでVC長野トライデンツと対戦。安定した戦いを見せた広島THはGAME1、GAME2と危なげなくストレートで相手を下す結果となった。2連勝した広島THは、順位上昇とはいかなかったが前を走る日本製鉄堺ブレイザーズとの差を縮めている。

 チャンピオンシップ進出のボーダーラインとなる6位の座を死守したい日鉄堺BZは、前回の対戦で1勝1敗の引き分けとなっている東レアローズ静岡をホームに迎えた。GAME1では日鉄堺BZがストレートで勝利したが、GAME2は一転して東レ静岡の流れとなった。第3セットを取り、第4セット序盤もリードを奪った日鉄堺BZだったが、東レ静岡は粘り強い守備から攻撃へと繋げセットカウント3ー1で勝利。前回に続き1勝1敗の痛み分けで幕を閉じた。

 次戦の第19節は、3月15日(土)と16日(日)に広島TH vs WD名古屋、VC長野 vs ヴォレアス、東レ静岡 vs STINGS愛知、大阪B vs 日鉄堺BZ、東京GB vs サントリーの計5カードが行われる。

 ■大同生命SV.LEAGUE MEN 第18節GAME1結果

  サントリーサンバーズ大阪 3ー0 大阪ブルテオン

  (25ー16、25ー22、25ー19)

  ヴォレアス北海道 1ー3 ウルフドッグス名古屋

  (18ー25、19ー25、25ー23、16ー25)

  ジェイテクトSTINGS愛知 2ー3 東京グレートベアーズ

  (25ー18、22ー25、21ー25、25ー19、10ー15)

  広島サンダーズ 3ー0 VC長野トライデンツ

  (25ー17、25ー16、25ー19)

  日本製鉄堺ブレイザーズ 3ー0 東レアローズ静岡

  (25ー20、25ー22、25ー18)

 ■大同生命SV.LEAGUE MEN 第18節GAME2結果

  サントリーサンバーズ大阪 3ー1 大阪ブルテオン

  (25ー20、26ー28、25ー21、25ー19)

  ヴォレアス北海道 2ー3 ウルフドッグス名古屋

  (19ー25、25ー21、25ー22、18ー25、10ー15)

  ジェイテクトSTINGS愛知 3ー2 東京グレートベアーズ

  (33ー31、17ー25、23ー25、25ー21、15ー10)

  広島サンダーズ 3ー0 VC長野トライデンツ

  (25ー15、25ー16、25ー18)

  日本製鉄堺ブレイザーズ 1ー3 東レアローズ静岡

  (22ー25、23ー25、25ー19、17ー25)