大同生命SV.LEAGUE WOMENの第18節GAME2が9日(日)に行われ、とり野菜みそ BLUECATSARENAにてPFUブルーキャッツ石川かほくとKUROBEアクアフェアリーズが対戦した。
18節で初めて対戦した両チーム。昨日行われたGAME1はセットカウント3-2の大接戦でKOROBEが勝利。現在PFUは9位、KUROBEは11位につけており、残り9試合で上位8位以内に入り、チャンピオンシップへの切符を掴めるのか大事な1戦となる。
PFUはアウトサイドヒッター(OH)に大熊紀妙と上村杏菜、ミドルブロッカー(MB)にタットダオ・ヌクジャンと細沼綾、セッター(S)に藤倉由貴、オポジット(OP)にバルデス・メリーサ、リベロ(L)に舩田璃々香をスタメンに起用した。
対するKUROBEはOHにレーナ・シュティグロートと古市梨乃、MBに山口真季とショールテン・アイリス、Sに安田美南、OPに浮島杏加子、Lに浦山絢妃を起用した。
第1セットは両チームともスタートから体がよく動いており点差が開かないままセット中盤へ。テクニカルタイムアウトを挟むと、PFUのブロックが機能し始める。細沼を筆頭に第1セットだけで6本のブロックを決めたPFUは完全に流れを掴み、粘りを見せるKUROBEを相手に次々と得点を重ねて第1セットを先取した。
続く第2セット、先にリードを奪ったのは第1セットを落としたKUROBE。PFUの高いブロックをうまく利用して流れを引き寄せると、山口のサービスエース、浮島のブロックと続き最大6点のリードを奪った。しかし、タイムアウトを挟むと、PFUのバルデス・メリーサが次第に調子をあげ、次々に得点。セット後半には6点のビハインドを追い上げ同点に持ち込む。同点のまま20点台に突入すると、驚異的な追い上げをみせたPFUに流れが傾き、最後は途中起用の大村季色が決め切り、逆転でこのセットも連取した。
勝負の第3セット。昨日のGAME1はKUROBEが先に2セットを奪われてからの逆転勝利だった。序盤は一進一退の攻防だったが、今日はPFUの勢いが止まらない。15点の時点で上村がなんとこのセット4本目のサービスエースで点差を一気に6に広げた。後半に強いKUROBEは浮島を中心に粘りを見せたが、今日のPFUの勢いはすさまじく、最後までPFUがリードをしたままこのセットも取り、ストレート勝利を収めた。
昨日のGAME1とは打って変わり、サーブとブロックで試合の流れを引き寄せ快勝したPFU。現在9位につけているPFUにとって、今日のストレート勝利は、チャンピオンシップ進出に向けて大きな勝利となった。両チームの次戦は共に15日(土)で、PFUは大阪マーヴェラスとおおきにアリーナ舞洲にて13:05から、KUROBEは岡山シーガルズとありそどーむにて13:05から試合開始となる。
■試合結果
PFUブルーキャッツ石川かほく3ー0 KUROBEアクアフェアリーズ
第1セット 25ー21
第2セット 25ー23
第3セット 25ー18