セリエA男子のプレーオフ準々決勝第1戦が3月10日(月)に行われ、大塚達宣が所属するミラノはチヴィタノーヴァと対戦し、セットカウント3ー2(27ー29、25ー23、18ー25、25ー23、17ー15)で勝利した。
レギュラーラウンド6位のミラノは、3位のチヴィタノーヴァと3戦先勝方式のプレーオフ初戦をアウェーで戦った。
大塚はベンチスタートとなった第1セット、序盤から中盤は両者点の取り合いとなるが、終盤に4連続ブレイクを成功させ、17ー20と先に20点にのせたのはチヴィタノーヴァ。守備で崩されたミラノは終盤に大塚を投入するが、チヴィタノーヴァは一気にセットポイントまで駆け上がる。しかし、そこからミラノの怒涛の追い上げが始まる。セットポイントを6回凌ぐ連続ポイントで24ー24の同点に追いつくと、大塚もその中で冷静にスパイクを決め切る。完全にミラノの流れとなりこのセットを取るかと思われたが、25点目以降に集中力を発揮したチヴィタノーヴァがサイドアウトを取り先行、最後は切り返してスパイクを決め切り、27ー29でミラノはセットを落とす。
第2セットも大塚はベンチからのスタート。序盤にミラノがリードを奪うと終盤までその点差を保ち試合が進む。大塚は中盤でコートインすると、多彩なスパイクで得点を重ねる。終盤に追い上げられたミラノだったが、なんとか逃げ切り、25ー23でセットを取り返す。
注目の第3セット、大塚はスタートからコートに入った。スタートこそ、大塚の得点を中心にリードしたミラノだったが、ブロックポイントで勢いに乗ったチヴィタノーヴァがすぐに逆転。その後、サービスエースを4本取られたミラノはその点差を縮めることができず、18ー25でこのセットを落とす。
後がないミラノは第4セット、序盤からブレイクを取りリードして試合を進める。大塚もスタートからコートに立ち、安定のサーブレシーブを見せる。また、一度目は拾われたスパイクを二度目できっちり決め切りラリーを制する姿も見せる。終盤にチヴィタノーヴァが追い上げを見せるが、2セット目同様逃げ切ったミラノが25ー23でこのセットを取り、勝負は最終セットにもつれる。
最終第5セットの序盤、拮抗した点の取り合いとなるが、OHヤシン・ルアティのサービスーエースに続き、大塚が1枚ブロックで相手のスパイクを仕留めると8ー6でミラノが僅かに前に出る。しかしそこで簡単に流れを渡さないチヴィタノーヴァが10ー10の同点に追いつき、さらに逆転に成功。そこからサイドアウトの取り合いで先に14点目のマッチポイントを握られたミラノだったが、一気に2連続得点、そして最後はブロックで相手スパイクを叩き落とすと17ー15でこのセットを制し、フルセットの末勝利を手にした。
大塚は1、2セット目は途中出場、3セット目からはスタートから出場し、ブロックポイントを含む計16得点をあげた。また攻撃だけでなく強烈なサーブをAパスで上げるなど攻守にわたって活躍を見せ、今試合のMVPにも選出された。
大事な準々決勝初戦を勝利で終えたミラノ。次の第2戦は、ホームで17日(月)1:00より試合が行われる。
■試合結果
ミラノ 3ー2 チヴィタノーヴァ
第1セット 27ー29
第2セット 25ー23
第3セット 18ー25
第4セット 25ー23
第5セット 17ー15