13日、大同生命SV.LEAGUE MEN(SVリーグ男子)の東京グレートベアーズが、セッターの玉宅健太郎(33)が2024ー25シーズンをもって現役を引退することを発表した。
玉宅は大阪府出身で、洛陽工業高校を経て京都産業大学に進学。その後FC東京に入団し2016年には堺ブレイザーズ(現・日本製鉄堺ブレイザーズ)に期限付き移籍。再びFC東京に戻り、その後もチーム譲渡により誕生した東京GBでプレー。ファンを大事にし、長身を生かしたトスワークやサーブを武器にチームを救ってきた。今シーズンは6試合でベンチ入りし、リリーフサーバーとして出場していた。
今回現役引退を発表した玉宅は、4月6日(日)に国立代々木競技場第二体育館で行われる、レギュラーラウンド最終戦の第22節GAME2日本製鉄堺ブレイザーズ戦終了後、同じく引退を発表している武藤鉄也とともに、挨拶の場を設ける予定としている。
玉宅のコメントは以下の通り。
「東京グレートベアーズファンのみなさま、パートナー各社のみなさま、玉宅ファンのみなさま、いつも応援ありがとうございます。2024ー25シーズンをもって引退することを決めました。11年間たくさんの人に支えられ、幸せなバレーボール選手生活を送ることが出来ました。打ち上げ花火のように大きく派手な活躍はできませんでしたが、線香花火のように少し長く楽しんでもらえたのではないでしょうか。たまやだけに」
「バレーボールを通してたくさんのことを学び、みなさまと出会えたことは、僕にとってかけがえのない宝物です。本当にありがとうございました」