13日、大同生命SV.LEAGUE MEN(SVリーグ男子)の東レアローズ静岡が、アウトサイドヒッターの米山裕太(40)が2024ー25シーズンをもって現役を引退することを発表した。クラブ公式サイトが伝えている。
米山は埼玉県出身で、坂戸西高校を経て日本体育大学に進学。2007年に東レアローズ(現・東レアローズ静岡)に入団し、2009年には日本代表に初選出され翌年の世界選手権に出場を果たしている。2011年の黒鷲旗選抜大会ではチームを優勝に導きMVPとベスト6に選ばれた。2012年から3年間は東レの主将も務め、2023年2月19日にVリーグ400試合出場を達成、19シーズンもの間チームのために戦い数々の試合で活躍を見せてきた。今シーズンは22試合でベンチ入りしており、計5得点をあげている。
今回現役引退を発表した米山は、4月6日(日)にレギュラーラウンドホームゲーム最終戦となる、このはなアリーナで行われる第22節GAME2広島サンダーズ戦終了後に引退セレモニーを行うとしている。
米山はクラブを通じてコメントしている。
「ファンの皆さまいつも暖かいご声援ありがとうございます。今シーズンで引退する事を決断しました。バレーボールを始めてから約34年間。人生の半分以上をともに過ごしてきた中で楽しいことも苦しいこともたくさん経験してきました。これまでの道のりは決して平坦ではありませんでしたが、皆さんの声援があったからこそここまでプレーする事ができました。選手として過ごした時間、バレーボールを通して出会った人たちや経験が私にとっての宝物です。今後は新しい道に進みますが、この経験を糧に挑戦を続けていきます」
「これまで応援してくださったファンの皆さま、サポート、ご支援してくださった皆さま、私を成長させてくれた東レアローズ静岡、東レ関係者の皆さま本当にありがとうございました!残りの試合悔いなく走り切りたいと思います」