大同生命SV.LEAGUE MEN(SVリーグ男子)の東京グレートベアーズが13日、アウトサイドヒッターの星野秀知(34)が2024―25シーズンをもって現役を引退することを発表した。
星野は東亜学園高校を卒業後、東海大学へ入学。大学時代には2009年、2011年と二度にわたって全日本バレーボール大学男女選手権大会(全日本インカレ)で優勝した経験を持っている。
大学卒業後は東レアローズ(現・東レアローズ静岡)に入団し、2017ー18シーズンからの4シーズンはキャプテンとしてチームを牽引した。2021ー22シーズンをもって同チームを退団。その後東京GBへ移籍し、2022年10月には通算230試合出場を達成していた。今シーズンは途中交代での出場がメインとなっていた。
星野はクラブを通じて以下の通りコメントを発表している。
「2024-25シーズンをもって、バレーボール選手を引退することに決めました。小学生の頃から始めたバレーボール人生、本当に多くの方々に支えられて34歳まで続けることができました。バレーボールを通してたくさんの良い思いや悔しい経験を経て、まだまだ未熟な人間ですが、少しは成長できたのではないかと思っています」
「現役生活終盤、地元東京で最高の景色でプレーさせていただき、東京グレートベアーズ・ネイチャーラボのみなさまには本当に感謝しています。改めまして、家族、チームメイト、ファンのみなさま、パートナー各社様、恩師の先生方、これまで関わってくださったすべてのみなさまに感謝申し上げます。残りのシーズン、最高のチームでバレーボールを楽しんで終わりたいと思います!!」
なお、3月23日(日)武蔵野の森総合スポーツプラザで行われる第20節東レアローズ静岡戦終了後に、星野からファンに向けて挨拶が行われる予定となっている。