大同生命SV.LEAGUE MEN(SVリーグ男子)の東京グレートベアーズが14日、コーチ兼任のセッター手原紳(31)が2024―25シーズンをもって現役を引退することを発表した。
近江高校出身の手原は、龍谷大学を経て2015年にFC東京に内定。その後もチーム譲渡により誕生した東京GBでプレーを続け、2023―24シーズンからコーチ兼任となると、今シーズンは選手登録外となり試合には出場していなかった。引退後はそのままコーチとしてチームに携わるという。
なお、手原は同じく今シーズン限りでの現役引退を発表している武藤鉄也、玉宅健太郎、小田島大貴とともに、今シーズンのレギュラーラウンド最終戦となる、4月6日(日)に国立代々木競技場第二体育館で行われるリーグ第22節GAME2の日本製鉄堺ブレイザーズ戦終了後に、ファンへ挨拶をするということだ。
手原はクラブを通じてコメントしている。
「2024-25シーズンをもって、選手を引退することを決断いたしました。楽しいときも苦しいときもありましたが、最高の現役生活でした!前身のFC東京の頃から合わせて10年間、応援してくださったファンのみなさんには感謝しています。本当にありがとうございました!」
武藤、玉宅、小田島、そして手原とFC東京時代を知る選手たちが多く選手としてのキャリアを終える。