一般社団法人SVリーグ(SVL)は18日、2025―26シーズンのSVライセンスの交付について、第1回の判定を発表した。
2024―25シーズンに開幕したSV.LEAGUE(SVリーグ)。初年度は男子が10クラブ、女子が14クラブが参加している。
2025―26シーズンに向けて、男子は今シーズンのSVリーグでプレーしている10クラブに加えてV.LEAGUE(Vリーグ)の北海道イエロースターズの11クラブがライセンスを申請。女子はSVリーグの14クラブに加えて、Vリーグのブレス浜松を加えた15クラブが申請した。
そのうち、男子はヴォレアス北海道のみ継続審議となり、他の10クラブについてはSVライセンスが交付された。
ヴォレアスが継続審議になった理由については、債務超過があることから財務基準を満たしていないことであり、今後の決算に向けて引き続き審議を進めていくということだ。
なお、SVリーグについては現時点でクラブ数を偶数で編成することが決まっており、昇降格については特に規定されていないため、今後ヴォレアスにSVライセンスが交付された場合は、北海道YSよりもヴォレアスが優先されるという。
一方の女子は、埼玉上尾メディックスのみ継続審議、ブレス浜松が不交付となり、残りの13クラブにSVライセンスが交付されている。
埼玉上尾が継続審議となった理由は施設基準。来シーズンについても複数のアリーナでホームゲームを開催する予定となっているが、各アリーナを使用できる確約がまだ取れていないことから、SVLは現時点での交付を見送ったということだ。
ブレス浜松については、売上不足によりSVライセンスは不交付。今後はVライセンスで審議を行っていく。
なお、継続審議のクラブの判定結果については、4月16日(水)に行われる第10回SVL理事会にて改めて決議され、その後2025ー26シーズンのリーグ編成と合わせて発表される予定だ。
また、Vライセンスの交付は3月19日(水)の理事会後に第1回の判定結果が発表される予定だ。
■2025-26シーズン SVライセンス判定結果(第1回)
【女子】
No. | チーム名 | 申請ライセンス | 判定 | 制裁対象事項(継続審議事項) |
1 | アランマーレ山形 | SV | SVライセンス交付 | ー |
2 | デンソーエアリービーズ | SV | SVライセンス交付 | ー |
3 | Astemoリヴァーレ茨城 | SV | SVライセンス交付 | 施設基準 |
4 | 群馬グリーンウイングス | SV | SVライセンス交付 | 施設基準 |
5 | 埼玉上尾メディックス | SV | 継続審議 | 継続審議事項:施設基準 |
6 | NECレッドロケッツ川崎 | SV | SVライセンス交付 | 施設基準 |
7 | KUROBEアクアフェアリーズ | SV | SVライセンス交付 | ー |
8 | PFUブルーキャッツ石川かほく | SV | SVライセンス交付 | ー |
9 | クインシーズ刈谷 | SV | SVライセンス交付 | ー |
10 | 東レアローズ滋賀 | SV | SVライセンス交付 | ー |
11 | 大阪マーヴェラス | SV | SVライセンス交付 | 施設基準 |
12 | ヴィクトリーナ姫路 | SV | SVライセンス交付 | 施設基準 |
13 | 岡山シーガルズ | SV | SVライセンス交付 | 施設基準 |
14 | SAGA久光スプリングス | SV | SVライセンス交付 | ー |
15 | ブレス浜松 | SV | SVライセンス不交付 | (Vライセンス審議中) |
【男子】
No. | チーム名 | 申請ライセンス | 判定 | 制裁対象事項(継続審議事項) |
1 | ヴォレアス北海道 | SV | 継続審議 | 継続審議事項:財務基準 |
2 | 東京グレートベアーズ | SV | SVライセンス交付 | 施設基準 |
3 | VC長野トライデンツ | SV | SVライセンス交付 | 施設基準 |
4 | 東レアローズ静岡 | SV | SVライセンス交付 | 施設基準 |
5 | ジェイテクトSTINGS愛知 | SV | SVライセンス交付 | ー |
6 | ウルフドッグス名古屋 | SV | SVライセンス交付 | ー |
7 | 大阪ブルテオン | SV | SVライセンス交付 | 施設基準 |
8 | サントリーサンバーズ大阪 | SV | SVライセンス交付 | ― |
9 | 日本製鉄堺ブレイザーズ | SV | SVライセンス交付 | 施設基準 |
10 | 広島サンダーズ | SV | SVライセンス交付 | 施設基準 |
11 | 北海道イエロースターズ | SV | SVライセンス交付 | ー |