欧州バレーボール連盟(CEV)が開催するヨーロッパのクラブチームの大会、CEVカップ。その決勝戦2ndレグが2日(水)日本時間0:00に行われ、石川真佑が所属するノヴァーラはルーマニアのアルバ・ブラジと対戦した。
3月26日にホームで行われた1stレグでは、セットカウント3ー1で勝利し大きなアドバンテージを得ていたノヴァーラ。勝てば優勝が決まる2ndレグ、アウェーでアルバ・ブラジに大きな声援が送られる中、石川はスタートから起用された。
第1セット、序盤から一進一退の攻防でお互いに点を取り合い、点差がつかずに終盤に入る。20点以降もサイドアウトの応酬が続き、デュースへ突入。石川も託されたトスを確実に決めていく。29ー28とノヴァーラがセットポイントを握った場面、両者ともにディグとブロックタッチで相手の攻撃を凌ぎ、粘りのラリーが展開される。しかし最後はアルバ・ブラジのスパイクがネットを越えずノヴァーラがこの長いラリーを制し、30ー28でセットを先取する。
第2セットも中盤までは両者一歩も引かず、拮抗した試合展開となる。試合が動いたのは15ー15と同点の場面、どちらもボールを落とさず粘ったラリーをノヴァーラが制すと、そこから流れに乗って5連続ポイントを奪い一気に引き離す。ノヴァーラが主導権を握り試合が進む中、石川もサービスエースを決めてチームに勢いをもたらす。このセットは中盤に流れを掴んだノヴァーラが25ー17と大差でセットを取った。
ノヴァーラが2セットを先取した時点で、1stレグの結果と合わせアルバ・ブラジがノヴァーラを上回れないことが確定したため、ノヴァーラのCEVカップ優勝が決まった。
優勝を決めたノヴァーラは第3セット、スタートからメンバーを大幅に変更。石川はベンチで試合の行方を見守った。序盤に6ー10と4点差をつけられたノヴァーラだったが、中盤に連続ポイントを奪い逆転に成功、逆に4点差をつける。しかし直後に4連続失点で20ー20の同点に戻される。そこから点の取り合いで1セット目同様デュースとなるが、最後は相手が2連続でスパイクミスをし、28ー26で3セット目を制しストレートで勝利を果たした。
CEVカップで今季初のタイトルを獲得したノヴァーラ。1、2セットに出場した石川はサービスエース2本を含む7得点をあげるとともに、サーブレシーブはチーム最多となる22本を受け成功率は45%を記録し、守備でもチームを支えてチームの優勝に貢献した。
■試合結果
ノヴァーラ(イタリア) 3ー0 アルバ・ブラジ(ルーマニア)
第1セット 30ー28
第2セット 25ー17
第3セット 28ー26