大同生命SV.LEAGUE WOMEN(SVリーグ女子)の第22節の試合が4月5日(土)と6日(日)に行われた。
2024ー25シーズンから装い新たに始まったSVリーグ。レギュラーシーズンは全14クラブがホーム&アウェー方式により合計44試合を行い、レギュラーシーズン上位8クラブがチャンピオンシップに進出する。
レギュラーシーズン優勝が確定している大阪マーヴェラスは、NECレッドロケッツ川崎をホームに迎えた。GAME1は第4、第5セットがデュースにもつれるフルセットの激闘に。結果は、ホームの声援を受けた大阪MVが勝利をあげることとなった。続くGAME2は第1セットこそ落としたものの、第2セットをデュースの末に取り切った大阪MVが勢いそのまま2セットを連取し、勝利。さらに春高バレーでベスト4に輝いた就実高校出身のアウトサイドヒッター(OH)福村心優美がSVリーグデビューすると共に、初得点をマークした。一方のNEC川崎は悔しい2連敗を喫したものの、レギュラーシーズン2位を確定させた。
前節を終え25勝15敗で5位の東レアローズ滋賀と、26勝16敗で7位につけるヴィクトリーナ姫路の対戦。勝率では大差ないこの上位対決は両日共にフルセットの熱戦となった。GAME1はオポジットのシルビア・チネロ・ヌワカロールや、キャプテンでOHの深澤つぐみを中心に戦った東レ滋賀が、GAME2は姫路が白星をあげている。GAME2では、春高バレーMVPのOH秋本美空がブロック2本、サービスエース2本を含む32得点獲得の大活躍で、姫路を勝利に導いた。
その他、デンソーエアリービーズとクインシーズ刈谷も連日のフルセットを1勝1敗で終えている。さらに埼玉上尾メディックスとAstemoリヴァーレ茨城、KUROBEアクアフェアリーズとPFUブルーキャッツ石川かほくの対戦も1勝1敗の痛み分けとなった。一方、岡山シーガルズは群馬グリーンウイングスに、SAGA久光スプリングスはアランマーレ山形に2連勝を収めている。
次戦は4月12日(土)と13日(日)に、スケジュールの関係で後ろ倒しとなっていた岡山 vs 群馬、東レ滋賀 vs 大阪MVの計2カードが行われる。
■大同生命SV.LEAGUE WOMEN 第22節 GAME1結果
大阪マーヴェラス 3ー2 NECレッドロケッツ川崎
(25ー23、15ー25、23ー25、29ー27、17ー15)
東レアローズ滋賀 3ー2 ヴィクトリーナ姫路
(26ー24、23ー25、20ー25、25ー23、17ー15)
デンソーエアリービーズ 2ー3 クインシーズ刈谷
(25ー22、22ー25、25ー21、23ー25、12ー15)
埼玉上尾メディックス 2ー3 Astemoリヴァーレ茨城
(18ー25、27ー29、28ー26、25ー14、13ー15)
KUROBEアクアフェアリーズ 3ー1 PFUブルーキャッツ石川かほく
(25ー23、25ー22、16ー25、25ー21)
群馬グリーンウイングス 1ー3 岡山シーガルズ
(25ー18、23ー25、19ー25、21ー25)
SAGA久光スプリングス 3ー0 アランマーレ山形
(25ー16、25ー10、25ー12)
■大同生命SV.LEAGUE WOMEN 第22節 GAME2結果
大阪マーヴェラス 3ー1 NECレッドロケッツ川崎
(20ー25、27ー25、25ー22、25ー17)
東レアローズ滋賀 2ー3 ヴィクトリーナ姫路
(11ー25、25ー22、20ー25、25ー21、10ー15)
デンソーエアリービーズ 3ー2 クインシーズ刈谷
(17ー25、25ー23、22ー25、25ー18、15ー13)
埼玉上尾メディックス 3ー0 Astemoリヴァーレ茨城
(25ー21、25ー17、29ー27)
KUROBEアクアフェアリーズ 2ー3 PFUブルーキャッツ石川かほく
(25ー22、16ー25、20ー25、25ー23、16ー18)
群馬グリーンウイングス 0ー3 岡山シーガルズ
(20ー25、21ー25、15ー25)
SAGA久光スプリングス 3ー0 アランマーレ山形
(25ー11、25ー18、25ー20)