13日、大同生命SV.LEAGUE MEN(SVリーグ男子)のレギュラーシーズン全日程が終了し、最終順位が確定した。

 2024年10月11日に開幕したSVリーグ男子。所属する全10チームが44試合を戦い抜き、約7カ月間にわたるレギュラーシーズンもついに終わりを迎えた。

 37勝7敗でレギュラーシーズン優勝を果たしたのは大阪ブルテオン。リーグ戦の序盤から終盤に至るまで、強さを発揮し続けた。チャンピオンシップはセミファイナルからの出場が決まっている。なお、大阪Bはレギュラーシーズン優勝の賞金として1,000万円を獲得した。

 36勝8敗の2位で終えたのはサントリーサンバーズ大阪。昨季のV.LEAGUE DIVISION1(V1)王者の強さは今季も健在だった。終盤にかけて順位を上げていき、チャンピオンシップはセミファイナルからの出場が決まっている。

 そして、3位は35勝9敗のウルフドッグス名古屋。総得点ランキングで首位を独走している、オポジットのニミル・アブデルアジズを中心に高い攻撃力を武器に上位をキープ。終盤、サントリーに逆転されたことでチャンピオンシップはクォーターファイナルからの出場となった。クォーターファイナルの対戦相手は広島サンダーズで、試合はWD名古屋のホームで開催される。

 26勝18敗で4位はジェイテクトSTINGS愛知。序盤は首位争いに参加していたが、負傷者が絶えず終盤にかけて敗戦を増やしていった。しかし、個々の強さで踏ん張ったSTINGS愛知はチャンピオンシップのクォーターファイナルに出場が決定した。クォーターファイナルの対戦相手は東京グレートベアーズ、STINGS愛知のホームで開催される。

 23勝21敗で5位は東京GB。リーグの前半戦は上位チームに勝利する勢いを見せていたが、後半戦から下位チーム相手に負けを喫するなど伸び悩んだ。しかし、着実に勝利を重ねた東京GBはチャンピオンシップのクォーターファイナル進出が決定し、STINGS愛知とのアウェー戦に挑む。

 18勝26敗で6位は広島TH。リーグ戦の終盤までチャンピオンシップ進出へ残る1枠を争っていたが、4月6日に行われた最終第22節GAME2でその座を掴み取った。チャンピオンシップはクォーターファイナルから出場し、WD名古屋とアウェーで対戦する。

 15勝29敗で7位は日本製鉄堺ブレイザーズ。一時は6位に浮上したものの、勝ち切れずに惜しくもチャンピオンシップ進出を逃した。

 12勝32敗で8位は東レアローズ静岡。昨季のV1ではファイナルステージに進出し3位に輝いた東レ静岡だったが、今季はなかなか勝利が掴めず、レギュラーシーズンで姿を消すこととなった。

 10勝34敗で9位はVC長野トライデンツ。VC長野はトップリーグに参戦してから過去最高の10勝を収めた。また、STINGS愛知やWD名古屋といった上位チームにも白星をあげている。

 8勝36敗で10位はヴォレアス北海道。トップリーグ参戦2年目である今季は8勝をあげた。4月12日と13日に行われた日鉄堺BZ戦ではホーム2連勝をあげ、有終の美を飾った。

 来週から2戦先勝方式で行われるチャンピオンシップが開幕。クォーターファイナルは4月18日(金)からWD名古屋 vs 広島THがエントリオで、STINGS愛知 vs 東京GBが岡崎中央総合公園 武道館で行われる。

レギュラーシーズン最終順位

順位チーム勝ち数負け数勝率
1大阪ブルテオン3770.84
2サントリーサンバーズ大阪3680.82
3ウルフドッグス名古屋3590.80
4ジェイテクトSTINGS愛知26180.59
5東京グレートベアーズ23210.52
6広島サンダーズ18260.41
7日本製鉄堺ブレイザーズ15290.34
8東レアローズ静岡12320.27
9VC長野トライデンツ10340.23
10ヴォレアス北海道8360.18