[写真]=坂口功将

 18日、大同生命SV.LEAGUE MEN(SVリーグ男子)のVC長野トライデンツは、アウトサイドヒッターの樋口裕希(28)と迫田郭志(28)、リベロの備一真(27)、セッターの早坂心之介(24)の4選手が退団すると発表した。クラブ公式サイトが伝えている。

 4月に入り、2選手の現役引退と4選手の退団を発表していたVC長野から新たに4選手が退団することとなった。

 樋口は、筑波大学を卒業後の2019年に堺ブレイザーズ(現・日本製鉄堺ブレイザーズ)へ入団。5シーズン在籍した後、今季からVC長野へ移籍した。今シーズンはレギュラーシーズンを通して38試合でベンチ入りし、合計229得点をあげた。

 迫田は福山平成大学を卒業後、FC東京(現・東京グレートベアーズ)や堺ブレイザーズでのプレーを経て、今季からVC長野へ加入した。今シーズンはレギュラーシーズンの全44試合でベンチ入りし、チーム4位の総得点279点を獲得した。

 備は大同大学を卒業後、大同特殊鋼レッドスター(現・大同特殊鋼知多レッドスター)や大分三好ヴァイセアドラーでのプレーを経て、2022年にVC長野へ入団した。在籍3シーズン目となる今季は正セッターとして活躍し、レギュラーシーズンを通してサーブレシーブ成功率ランキングで2位に輝いた。

 早坂は、大東文化大学を卒業後の2023年に大同特殊鋼レッドスターへ入団。1シーズンで退団した後、今季からVC長野へ加入した。今シーズンはレギュラーシーズンの全44試合でベンチ入りし、多くの試合で先発出場を果たした。

 今シーズンの主力を担った選手が多く退団することとなったVC長野。来シーズンは、チームが大きく変化していきそうだ。