[写真]=Volleyball World

 25日、大同生命SV.LEAGUE WOMEN(SVリーグ女子)のKUROBEアクアフェアリーズは、オポジットのアイリス・ショールテン(25)、アウトサイドヒッターのレーナ・シュティグロート(30)、ミドルブロッカーのニア・グラント(31)とマドレーヌ・マダヤグ(27)の外国籍選手4名が契約満了に伴い退団することを発表した。クラブ公式サイトが伝えている。

 KUROBEはレギュラーシーズン(RS)を15勝29敗の12位で終え、チャンピオンシップ進出を逃していた。

 オランダ出身のショールテンは様々な国のリーグでプレーした後、今季KUROBEへ入団。今シーズンはチームの主力としてRS全44試合でベンチ入りし、チーム2位の総得点564点を獲得した。

 シュティグロートは母国ドイツやイタリアでプレーした後、今季KUROBEへ入団。今シーズンはチームのポイントゲッターとして活躍し、RSを通してリーグ4位の総得点777点を獲得した。

 昨年12月に途中加入が発表されたアメリカ出身のグラントはRSを通して8試合でベンチ入りし、合計6得点を獲得した。フィリピン出身のマダヤグは今季からKUROBEに加入。RSを通して20試合でベンチ入りを果たし、合計6得点をあげた。

 4選手はクラブ公式サイトを通じて以下の通りコメントを発表している。

アイリス・ショールテン

「悲しいことに、シーズンも終わりになりました。皆様、今シーズンもいつも応援してくださり、本当に感謝しております。アクアフェアリーズとして、日本でプレーできた事がとても楽しかったです」

レーナ・シュティグロート

「とうとうこの日が来ました。私が日本に来て、アクアフェアリーズとしての最初のシーズンが終わりました。本当に素晴らしい経験ができました。たくさん楽しんで、たくさん学び、試合を積み重ねていく中で、チームが成長していく姿を見る事ができ、誇りに思います。後一歩の所もあるとは思いますが、チームメイトやスタッフと一丸となって、たくさんのプレーが出来た事は素晴らしい経験であると思います。それから、ファンの皆様。本当にいつも私たちをサポートし、会場に足を運んで頂きありがとうございます。私はホームでゲームでき、本当に楽しかったです。最後に、いつも応援頂きありがとうございます。どうぞ、良い夏をお過ごしください!」

ニア・グラント

「楽しいシーズンをありがとう、そしてシーズン途中から加入したにも関わらず、温かな心で受け入れて下さったことに感謝しています。アクアフェアリーズの一員として機会を頂けたことに本当に感謝しています。今後もアクアフェアリーズが素晴らしい未来を築くように、そしてチーム全員の益々のご活躍を願っています」

マドレーヌ・イレネア・マダヤグ

「アクアフェアリーズの一員としてチームでプレーできる機会を頂き、ありがとうございました。SVリーグでプレーできることは、一生に一度の経験であり、本当に素晴らしいものでした。黒部での生活も本当に充実し、こんなに一生懸命で才能あふれたチームメイトと共にプレーできたことを誇りに思います。良い結果を出せるように一生懸命やってきましたが、なかなか思うような結果を出すことだすことができませんでした。しかし、次のシーズンに繋がるような、更なる飛躍が期待できるチームであると思います。それから、どんな試合結果になったとしても、必ずサポートし、いつもそばにいて下さるKUROBEアクアフェアリーズファンの皆様。全力でサポートし続けて下さる皆様に感謝するとともに、この素晴らしいファンがもっともっと増えることを望みます。改めて皆様、ありがとうございました」