大同生命SV.LEAGUE MENのチャンピオンシップ セミファイナル(SF)GAME2が26日(土)に行われ、Asueアリーナ大阪にてサントリーサンバーズ大阪とウルフドッグス名古屋が対戦した。
昨日に行われたGAME1ではWD名古屋が2セットダウンから大逆転勝利、ファイナル進出に王手をかけた。続くGAME2、後がないサントリーはホームの応援を背に勝利を掴みGAME3へと持ち込めるか。一方のWD名古屋は2連勝でジェイテクトSTINGS愛知の待つファイナルに駒を進めたい。
サントリーはアウトサイドヒッター(OH)にアレクサンデル・シリフカと髙橋藍、ミドルブロッカー(MB)に小野寺太志と鬼木錬、セッター(S)に大宅真樹、オポジット(OP)にドミトリー・ムセルスキー、リベロ(L)に藤中颯志をスタメンに起用。GAME1からデ・アルマス・アラインをシリフカに変更した。
対するWD名古屋はOHに水町泰杜とティネ・ウルナウト、MBに傳田亮太と山崎彰都(本来はOH)、Sに深津英臣、OPにニミル・アブデルアジズ、Lに渡辺俊介と市川健太をスタメンに起用し、GAME1と同様の布陣で挑んだ。
第1セットは序盤、一進一退の攻防となる。ラリーを制して前に出たサントリーは、リードを維持したまま中盤に入る。ウルナウトのスパイクを大宅がブロックで仕留めると、ムセルスキーのサービスエースや小野寺のブロック得点でサントリーが点差を広げ始める。流れを掴んだサントリーはブレイクを重ね、7点リードで先に20点に乗せる。終盤も手を緩めないサントリーは大差でセットを先取する。
続く第2セット、ブロック&ディフェンスの機能するサントリーが先行する入りとなる。中盤にかけて、サービスエースで勢いの増すサントリーがリードを広げる。流れを変えたいWD名古屋は水町をOH高梨健太に変更。その後はサイドアウトを重ね、連続得点も生み出すWD名古屋だったが開いた差を縮められず。堅いディフェンスを見せるサントリーがセットを連取する。
WD名古屋が山崎に代わって本来OPのリヴァン・ヌルムルキを投入、高梨もスタートから起用された第3セット。序盤は調子を上げてきたニミルのサーブからWD名古屋がリードする。しかし、乗ってきたニミルを2連続でブロックしポイントにしたサントリーが9ー10と1点差まで詰め寄る。テクニカルタイムアウト明け、連続のサーブ&ブロックでサントリーが12ー12の同点にすると以降は競った展開に。終盤に差し掛かった場面、藤中颯志の好ディグから髙橋藍のバックアタックでサントリーが前に出る。その後、ディフェンスから切り返して得点を重ねたサントリーが第3セットを取り切り、ストレート勝利を飾った。
粘り強いブロック&ディフェンスから攻撃機会を生み出し、得点したサントリーが最後まで集中力を切らさずストレート勝利。セミファイナルを1勝1敗のイーブンとした。ファイナル進出をかけた次戦のGAME3は27日(日)に同じくサントリーのホームで行われる。
■試合結果
サントリーサンバーズ大阪 3ー0 ウルフドッグス名古屋
第1セット 25ー16
第2セット 25ー20
第3セット 25ー23