25日、大同生命SV.LEAGUE MEN(SVリーグ男子)の日本製鉄堺ブレイザーズは、千々木駿介アシスタントコーチが退団することを発表した。クラブ公式サイトが伝えている。

 千々木氏は中央大学を卒業後の2012年に選手として堺ブレイザーズ(現・日本製鉄堺ブレイザーズ)へ入団。アウトサイドヒッターとして同チームで11シーズンを過ごした。2021ー22シーズンにはVリーグ通算230試合出場を果たし、Vリーグ栄誉賞を受賞。同シーズンで現役を引退した後もチームに残り、3シーズンにわたりアシスタントコーチとして活動した。なお今後は、社業に専念するとしている。

 千々木氏はクラブ公式サイトを通じて以下の通りコメントを発表している。

「日本製鉄堺ブレイザーズのスポンサーの皆様、そしてサポーターズクラブ会員の皆様、いつも多大なご支援・ご声援をありがとうございます。この度、チームを退団し、社業に専念することとなりますことを報告させて頂きます。選手として11シーズン、コーチとして3シーズンにわたり、ブレイザーズに携わって参りましたが、在籍期間14年の内、優勝は1シーズンのみと、期待されていた役割をほとんど果たせず申し訳ございませんでした。6月からは、日本製鉄株式会社で業務に携わることとなりますが、バレーボール競技から学んだ教訓を次の人生に活かし、いつか成長した姿をお見せできるよう頑張ります」

「この場をお借りし、フロントスタッフの皆さんに御礼をお伝えさせて下さい。フロントスタッフの皆さんには、至らぬ点の多い私をここまで導いていただいた事に深く感謝しております。本当にありがとうございました。サポーター皆様の熱い応援・サポートのおかげで私は本当に幸せなバレーボール人生を歩む事ができました。また、苦しい時はその応援・サポートにお応えするためにと、自分を奮い立たせる事ができました。皆様の存在がいつも選手・スタッフの大きな力となっています。どうか今後も変わらぬご支援・ご声援・サポートをよろしくお願いいたします。そして今後は私もその一員に加われる事を嬉しく、また誇らしく思います。何度言っても言い足りませんが、本当に、本当に、ありがとうございました」