[写真]=Getty Images

 29日、大同生命SV.LEAGUE MEN(SVリーグ男子)の大阪ブルテオンが、新監督にトーマス・サムエルボ氏(49)が就任したことを発表した。クラブ公式サイトが伝えている。

 サムエルボ監督はフィンランド出身。元フィンランド代表選手でもあり、現役時代はフランスリーグやイタリア セリエAでもプレー。2005年には日本の豊田合成トレフェルサ(現・ウルフドッグス名古屋)で1シーズン過ごし、その後もロシアリーグやポーランドリーグで経験を積んだ。

 現役引退直後の2013年にフィンランド代表監督に就任すると、すぐにその指導力を発揮しチームを32年ぶりの世界選手権出場に導いた。2019年からの3年間でロシア代表、2022年からの2年はカナダ代表を率いてオリンピックにも出場。また、クラブではロシアのクラブやポーランドのザクサやジェシュフでの指導経験がある。

 サムエルボ監督は、2020年から監督を務めていたフランス出身のロラン・ティリ氏の後任として今後大阪Bの指揮を執ることになる。

 就任にあたり、サムエルボ監督はクラブを通じてコメントしている。

「この新しい冒険に、とてもワクワクし、そしてやる気に満ち溢れています。私は日本が大好きで、日本で選手としてすごした経験もあります。この経験は、日本の文化や精神に触れる上で助けになります。将来のことは分かりませんが、確実に言えることは、皆さんと一緒に大きな事を成し遂げるために、私が持っている全て、またそれ以上を注ぎ込むということです。大阪ブルテオンファミリーの一員になれること、大変嬉しくまた光栄に思っています」

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VOLLEYBALL KING 編集部

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