[写真]=WOLFDOGS NAGOYA ※2024年12月14日撮影

 2日、SV.LEAGUE MEN(SVリーグ男子)のウルフドッグス名古屋はティネ・ウルナウト(36)、王東宸(24)、高梨健太(28)、リヴァン・ヌルムルキ(29)、ニミル・アブデルアジズ(33)の5選手の退団を発表した。

 ウルナウトはスロベニア代表のアウトサイドヒッター(OH)で、今シーズンは49試合にベンチ入りしサントリーサンバーズ大阪とのセミファイナルでは全試合スタメン出場を果たした主力選手だ。

 王は中国出身のミドルブロッカーで2022ー23シーズンからWD名古屋に加入。205cmの長身を活かしたブロックとスピードのある攻撃でチームの勝利に貢献してきた。

 高梨は2018ー19シーズンより豊田合成トレフェルサ(現・WD名古屋)に加入し、2021ー22シーズンにはV.LEAGUE DIVISION1 MENでベスト6に選出。今シーズンはキャプテンとしてプレーした。

 リヴァンはインドネシア出身のオポジットで、2020年から2シーズンをVC長野トライデンツでプレーした経験もある。今シーズンは途中出場が多かったものの、コートに入れば活躍を見せた。

 ニミルはSVリーグ男子でトップスコアラー、トップスパイカー、トップサーバーの3つの個人賞を受賞したWD名古屋の主砲だ。圧倒的な攻撃力を持つチームの得点源としてプレーした。

 5選手の退団コメントは5月9日(金)に行われるシーズン報告会後に公式サイトに掲載される。

 主力選手が退団することとなったWD名古屋。来シーズンに向け、どのようなチームを作り上げるのか目が離せない。