[写真]=坂口功将 ※写真は2024年12月12日撮影

 10日、大同生命SV.LEAGUE WOMEN(SVリーグ女子)のヴィクトリーナ姫路が、アナ・ルイーザ・フヂゲル、長江祥司コーチ、伏見大和コーチ、長野円香マネージャーが5月末をもってチームを退団することをクラブ公式サイトで発表した。

 アナはブラジル出身のオポジットで、ブラジルのクラブでのプレー経験を経て2024ー25シーズンに姫路へ移籍。今シーズンはレギュラーシーズン34試合、クォーターファイナル2試合の計36試合にベンチ入りをしており、シーズン最後のゲームとなったクォーターファイナルは、GAME1では2セット目から試合終了まで、GAME2ではスターティングメンバーとしてコートに立った。

 長江祥司コーチは堺ブレイザーズ(現・日本製鉄堺ブレイザーズ)のコーチや日本バレーボール協会強化スタッフなどの経験を持つコーチで、2023年から2年間姫路のコーチを務めた。

 伏見大和コーチは東レアローズ(現・東レアローズ静岡)、ジェイテクトSTINGS(現・ジェイテクトSTINGS愛知)、ウルフドックス名古屋で選手として活躍。現役引退後の2023年から姫路のコーチを務めた。

 長野円香マネージャーはバスケットボールの三菱電機コアラーズのトレーナー経験を経て姫路へ加入。2023ー24シーズンはトレーナーとして、2024ー25シーズンはマネージャーとして姫路を支えた。

 4名はクラブを通じて以下の通りコメントを発表している。

・アナ

「ヴィクトリーナ姫路の皆様、温かく迎えてくださりありがとうございます!とても幸せでしたし、多くの素晴らしい思い出を持ち帰ります!1年間のリーグ戦を通してのサポートをしてくださったヴィクトリーナ姫路ファンの皆様、本当にありがとうございます」

・長江コーチ

「ヴィクトリーナ姫路のスポンサーの皆様、そしてファンクラブ会員の皆様。いつも温かいご支援・ご声援をいただき、心より感謝申し上げます。このたび、今シーズン限りでヴィクトリーナ姫路を退団することとなりました。
2年前、上原社長、関口GMから女子バレーボールの世界へ挑戦してみないかと声をかけていただいた日のことは、今でも鮮明に覚えています。また、竹下エグゼクティブアドバイザーには常に親身にお話を聞いていただき、多くの貴重なアドバイスを頂戴しました。この場を借りて、心より御礼申し上げます。順風満帆な日々ばかりではありませんでしたが、苦楽を共にしながらお互いを高め合えた選手・スタッフの皆さん、そしていつも笑顔で支えてくださったフロントスタッフの皆さん、本当にありがとうございました。皆さんと過ごした日々は、私にとってかけがえのない宝物です。これからの人生においても、大きな支えになると確信しています。これからも『挑戦する気持ち』を忘れずに、新たなステージでも一歩一歩成長していきたいと思います。今後ともヴィクトリーナ姫路への変わらぬ熱いご声援を、どうぞよろしくお願いいたします」

・伏見コーチ

「今シーズンを以ちましてヴィクトリーナ姫路を退団する決断をいたしました。これまでご支援いただいたスポンサー各社の皆様、関係者の皆様には心より感謝申し上げます。在籍した2年という期間は決して長い期間とは言えませんが、ここで経験した全ての出来事は私にとってかけがえのない財産となりました。これからも自分自身をさらに成長させていけるよう、精進してまいります。二年間本当にありがとうございました」

・長野マネージャー

「このたびヴィクトリーナ姫路を退団することを決断いたしました。この1年はマネージャーになり、私たちがたくさんの方々に支えられて活動できていることを特に感じることができた1年でした。スポンサー様、後援会様、ファンの皆様、そしてチーム関係者の方々に心より感謝いたします。毎日必死だった私を選手スタッフはじめ、たくさんの方が支えてくださり、このチームの温かさを感じました。自慢のチームに出会えたことがとても幸せですし、ヴィクトリーナ姫路で感情を分かちあったすべてのことが自分を成長させることができた大切な時間です。本当にありがとうございました。これからのヴィクトリーナ姫路、関係者の方々のさらなる発展とご活躍を心よりお祈りいたします」