13日、大同生命SV.LEAGUE WOMEN(SVリーグ女子)のSAGA久光スプリングスは、酒井新悟監督が2024ー25シーズン限りで退団することを発表した。クラブ公式サイトが伝えている。
酒井監督は、現役を終えた堺ブレイザーズ(現・日本製鉄堺ブレイザーズ)で指導者としてのキャリアをスタートした。その後、2016年に久光製薬スプリングス(現・SAGA久光スプリングス)の監督に就任。2017ー18シーズンのV・プレミアリーグ女子、2018ー19シーズンと2021ー22シーズンのV.LEAGUE DIVISION1 WOMEN優勝や、3度の皇后杯優勝などを成し遂げた。2024ー25シーズンは皇后杯準優勝、SVリーグ女子の年間最終順位3位で幕を閉じた。
酒井監督は、クラブ公式サイトを通じて以下の通りコメントを発表している。
「この度、5月末日の契約満了をもって退任、退団することになりました。これまで頂きましたファンの皆様の応援、そしてパートナー企業の皆様のご支援に対し、心から感謝申し上げます。また、良い時も苦しい時も常にハイタッチの手当てでチームに愛情を注いでくださった久光製薬の中冨社長はじめ社員の皆様、そして私を女子バレー界に導いてくださった萱嶋代表はじめ、フロントスタッフの皆さん、ならびに9シーズンと長きに渡り一緒に戦ってくれたコーチングスタッフ、選手のみんなにも感謝です」
「チームのみんなと泣き笑いしながらもリーグ3回、皇后杯3回、国体国スポ4回と頂点の景色を見させて頂いたこと含め、たくさんの素晴らしい経験のお陰で私自身監督としても大きく成長させて頂きました。中でもSAGAアリーナでの地元開催の国スポやホームゲームで皆さんと一緒に勝利を共有できた事は一生の宝物です。SAGA久光スプリングスはこれからも皆様に支えられ、まだまだ進化するチーム、選手たちだと確信しています。そして私自身もまだ少しバレーボール界に貢献できればと思っていますので、引き続きチーム共々よろしくお願いします。本当にありがとうございました」