19日(月)に欧州バレーボール連盟(CEV)の開催する欧州男子チャンピオンズリーグ(CL)の決勝が行われ、石川祐希が所属するペルージャはポーランドのザビエルチェをフルセットの激闘の末に下し、今大会でチーム初となる優勝を手にした。
石川はすべてのセットでスタートから起用され、ブロックポイント1本を含む20得点をあげ、チーム2番目となる得点をマーク。また効果的なサーブで何度もブレイクを成功させ、サーブレシーブでも狙われる中大きく崩されることはなく、ディグやボールの細やかなつなぎの部分でも丁寧なプレーを見せ勝利に貢献した。
試合後、石川は決勝戦が行われたポーランドの『Polsat Sport』のインタビューに応え、優勝の喜びとファンへの感謝を英語と日本語で語った。
「本当に嬉しく、チャンピオンになれたことはとても素晴らしいことです。僕たちは常に集中し、タフなゲームでしたが素晴らしい試合になりました。応援してくれたすべてのファンの皆さんに感謝しています」
「いつもたくさんの応援ありがとうございます。日本からの応援もしっかり届いていましたし、皆さんに最後に勝つ姿を見せることができてよかったです。ありがとうございました」
チームとしても、石川個人としても念願だったチャンピオンズリーグでの優勝。今季最後の試合で素晴らしいゲームを見せてくれたペルージャに大きな拍手を送りたい。