19日、V.LEAGUE WOMEN(Vリーグ女子)のカノアラウレアーズ福岡がリベロの上地野乃香(28)が退団することを発表した。クラブ公式サイトが伝えている。
沖縄県出身の上地は、環太平洋大学を卒業後、群馬銀行グリーンウイングス(現・群馬グリーンウイングス)で2年間プレーし、一度引退。その後、2023年にトライアウトを経て現役復帰し、カノアへ入団した。2024ー25シーズンは、レギュラーシーズン全28試合にベンチ入りし、サーブレシーブ成功率64%を記録するなどチームの守備を支える主力として活躍していた。
上地については4月に契約更新が発表されていたが、「新たな環境で挑戦したい」という本人の意向を受けて協議した結果、双方合意のうえで退団が決まったということだ。
上地は、退団にあたってクラブ公式サイトを通じてコメントしている。
「この度カノアラウレアーズ福岡を退団する事を決意しました。急なご報告となり申し訳ありません。カノアで過ごした2年間は楽しい事ばかりではなく、苦しい事も多かったんですが、大好きなチームメイトやいつも応援してくださるファンの皆様のおかげで全力でバレーボールと向き合う事ができました。ありがとうございました!」
「また、一度引退してバレーボールから離れていた私を受け入れてくれたチームには本当に感謝しています。ありがとうございました。またどこかで皆さんとお会いできるのを楽しみにこれからも頑張りたいと思います。引き続きカノアラウレアーズ福岡と上地野乃香の応援よろしくお願いします!」