バレーボール男子日本代表の石川祐希が18日、自身のインスタグラムで新シーズンに向けイタリアに向かうことを報告した。
パリ2024オリンピック(パリ五輪)でキャプテンとして金メダルを狙った日本代表を牽引した石川。日本が敗れた準々決勝の男子イタリア代表戦では、両チーム最多の32得点をマークしながらもあと一歩のところで勝利を逃し、「勝つチャンスがありながら最後、僕が決めきれずこういう結果になり責任を感じている。キャプテンとしてもエースとしても力不足だった」と悔しさを露わにしていた。
2024-25シーズンからセリエAのペルージャでプレーすることが決まっている石川は、自身のインスタグラムを更新すると、「行ってきます イタリアセリエAのペルージャでバレーボール極めてきます!!!」と決意をつづっている。
大学1年生だった2014年にセリエAに挑戦した石川。モデナ、ラティーナ、シエナ、パドバを経て加入したミラノでは2年連続の4強へチームを導き、世界からの評価を高めてペルージャ移籍が決まった。
石川がプレーすることになるペルージャは各国のスターが揃い、2023-24シーズンはリーグ、イタリア杯、イタリア・スーパー杯、世界クラブ選手権を制した世界王者。世界最高峰のチームで優勝を目指してプレーする石川の姿に期待が高まる。