20日、V.LEAGUE WOMEN(Vリーグ女子)のフォレストリーヴズ熊本は、セッター兼オポジットの萩原透海(26)が2024ー25シーズン限りで退団することを発表した。クラブ公式サイトが伝えている。
萩原は武蔵野大学を卒業後、2021年にフォレストに加入。2022ー23シーズンよりキャプテンを務め、2023ー24シーズンからはチーム事情によりセッターからスパイカーに転向していた。2024ー25シーズンではレギュラーシーズン全28試合とセミファイナルを合わせた全29試合でベンチ入りを果たすなど、献身的にチームを支えた。
その萩原はクラブを通じてコメントしている。
「先日行われた黒鷲旗を最後に、フォレストリーヴズ熊本を退団することになりました。約4年間、このチームでバレーボールをさせていただきチームを離れた今、1番に感じていることは『感謝の気持ち』です。日頃から温かい声援を送っていただいている皆様、チームの支援をしていただいているスポンサーや自治体の皆様はチームが活動していく上で欠かせない存在で、常に感謝の気持ちを忘れてはいけない存在だと思っています」
「そして、それ以上に身近な存在である仲間と監督、スタッフ、両親にはバレーを辞めた今、『今までありがとうございました』ときちんと伝えなければならないと思いました。私はこのチームで人としての成長、選手としての成長をすることができました。それは、1番近くにいてくれた仲間、共に戦い向き合ってくれた監督、スタッフの存在があったからで、その人たちがいてくれたから私はこのチームを好きになれて、このチームのためならと行動ができるようになりました。そして、自分がコートに立っていてもいなくても、変わらずにチームを私を、応援してくれて見守ってくれた両親の存在が私を後押ししてくれました」
「こんなにも感謝の気持ちを持って、チームを離れることができること本当にありがたいと思っています。そして、これからはみんなの成長と今後のフォレストを皆様と一緒に応援することができるのを楽しみにしています!今まで本当にありがとうございました」