大同生命SV.LEAGUE MEN(SVリーグ男子)の広島サンダーズは27日、樋口裕希(29)、西本圭吾(26)、永露元稀(28)の3選手が、6月1日付で加入することを発表した。クラブ公式サイトが伝えている。
2024―25シーズンのSVリーグ男子レギュラーシーズンを18勝26敗の6位で終え、チャンピオンシップに進出したもののクォーターファイナルで敗れた広島TH。2024―25シーズン限りでセッター(S)の前田一誠(33)やアウトサイドヒッター(OH)のオレオル・カメホ・ドルーシー(38)ら5選手が退団することが発表されていた。
その中、広島THは来シーズンに向けて大型補強。日本代表登録歴のある3選手を一挙に獲得した。
堺ブレイザーズ(現・日本製鉄堺ブレイザーズ)時代に日本代表でのプレー経験もある樋口は、VC長野トライデンツの主力として2024―25シーズンのSVリーグ男子レギュラーシーズンでも38試合にベンチ入りしていたが、1シーズンで移籍することに。広島THでは背番号2を着用する。
広島県出身の西本は、2024―25シーズンのSVリーグ男子でレギュラーシーズン42試合にベンチ入りし、トップブロッカーとベスト6を受賞。2025年度の日本代表メンバーにも登録されている中、地元のチームに加入。背番号は15を着用する。
そして、同じく2025年度の日本代表メンバーにも登録されている永露は、2024年にウルフドッグス名古屋から大阪ブルテオンに加入し、大型セッターとしてSVリーグ男子の全試合にベンチ入りしてレギュラーシーズン優勝に貢献していたが、5月に大阪B退団が発表されており、広島THに移籍することに。背番号は21を着用する。
広島THに加入した3選手はそれぞれクラブを通じてコメントしている。
■樋口裕希
「この度、広島サンダーズへ入部することとなりました、樋口裕希です。今回の移籍にあたり、ポジションも新たにチャレンジすることになり、プレーヤーとしてさらに成長できるチャンスだと感じています。自分の可能性を信じて、自分らしさを忘れずチームへ貢献できるよう全力で取り組んでいきます。応援よろしくお願いいたします!」
■西本圭吾
「広島サンダーズ関係者の皆様、並びにファンの皆様、今シーズンより広島サンダーズに入部することとなりました西本圭吾です。故郷の広島で伝統ある緑のユニフォームに袖を通すことができる事をとても誇りに思います。自身の武器であるブロックと勝利に対しての執念や熱いプレーで広島サンダーズの優勝に貢献し、皆様と最高の時間を共有できるように精進していきたいと思います。これからよろしくお願いいたします」
■永露元稀
「今シーズンより、広島サンダーズに入部させていただくことになりました。このチームでプレーできることを嬉しく思います。チームに貢献できるように全力で頑張ります!応援よろしくお願いします」