[写真]=坂口功将

 30日、大同生命SV.LEAGUE WOMEN(SVリーグ女子)のアランマーレ山形が、3選手の引退と外国籍選手1名の退団を発表した。クラブ公式サイトが伝えている。

 引退が発表されたのは、リベロで今季副キャプテンを務めた草島華穂(27)とオポジット(OP)の岡村南奈(24)、そしてミドルブロッカーの佐藤菜々美(21)の3選手だ。

 草島は今季リーグ戦27試合にベンチ入りし副キャプテンとしてもチームを支え、岡村も27試合にベンチ入りを果たし、8得点をあげた。そして佐藤は全44試合にベンチ入りすると得点を重ね、総得点はチーム内で5位につける213得点を記録した。

 また、ウクライナ人OPのオレクサンドラ・ビチェンコ(29)が契約満了により5月31日付で退団することも発表。ビチェンコは今季主力として活躍し、チーム2位となる通算375得点をマークしていた。

 なお、クラブは同時に林孝彦ゼネラルマネージャーと坂本淳也S&Cコーチ(52)の2名のスタッフの退団も発表している。

 選手及びスタッフはそれぞれ、クラブを通じて以下のコメントを発表している。

■草島
「この度、アランマーレ山形を退団し現役を引退することを決意いたしました。チームそして、バレーボールを通して学んできたこと培ってきた経験をこれからの人生に活かしていきたいと思います。これまで支え応援して下さった皆様、本当にありがとうございました。心から感謝申し上げます。そして今後とも”善くて強い”うちのチームへのご声援よろしくお願いいたします。今まで本当にありがとうございました!」

■岡村
「今シーズンをもって、アランマーレ山形を退団することになりました。2年間という短い期間でしたが、アランマーレ山形でプレーする機会を与えてくださったバレーボール関係の皆様、スタッフ、コーチ、選手のみなさんに感謝しています。また、どんな時でも温かいご声援を送ってくださったShipmateの皆様、本当にありがとうございました!」

■佐藤
「この度、3年間続けてきたバレーボール選手としての活動を終え、引退することとなりました。1年目は試合に出られなかったものの、V2優勝・V1昇格という貴重な経験をさせていただき、2年目からはV1リーグ、そして3年目はSVリーグでレギュラーとしてプレーすることができました。この3年間、思うようにいかない日もありましたが、Shipmateの皆様の存在が私の心の支えになっていました」

「会場でかけてくださった言葉や、遠くからでも届けてくださった声援が、いつも勇気になっていました。『応援しててよかった』と思ってもらえるような選手でいられたか自信はありませんが、応援してくださったすべての方へ、感謝の気持ちでいっぱいです。そして共に戦ったスタッフ・チームメイト、どんな時もそばで励ましてくれた家族やいつも温かく応援してくださったShipmateの皆様、本当にありがとうございました」

■ビチェンコ
「アランマーレ山形の関係者の皆さん、本当にありがとうございました。この素晴らしいチームの一員として戦えたことを、本当に幸せに思います。また、成長と笑顔、そして忘れられない思い出にあふれた時間でした。最後にいつも応援してくださってありがとうございました。皆さんの声援が、私の大きな力になりました。また、お会いできる日を楽しみしております」

■林ゼネラルマネージャー
「今シーズンをもちまして、GMを退任することになりました。6年間アランマーレに関わり、この1年間は山形バレーボールチームのGMとして今日まで光陰矢の如く時が過ぎ、これまでのご厚情に感謝申し上げます。SVリーグ初参戦の2024-25シーズンは、13位となりましたが、関係者の皆様と喜びを分かち合うことができ感謝の気持ちでいっぱいです。素晴らしいファンの皆様、地域の皆様、全てのステークホルダーの皆様、フロントスタッフ、チームスタッフ、選手たちと過ごした時間は、かけがえのない大きな財産となりました。心より御礼申し上げます。新体制になりましても引き続きご厚情を賜りますようお願い申し上げます。ありがとうございました」

■坂本S&Cコーチ
「Shipmateの皆様、いつも温かいご支援・ご声援をいただき、誠にありがとうございます。この度、アランマーレ山形のS&Cコーチを退任しチームを離れることになりました。Shipmateの皆様のホームゲームでの一体感、そしてアウェイゲームでもホームゲームを感じさせるような熱い応援は選手達への大きな精神的サポートとなり幾度も助けられたことを本当に感謝しております。引き続きアランマーレ山形に熱いご声援よろしくお願いいたします」