[写真]=坂口功将 ※写真は2024年12月13日撮影

 大同生命SV.LEAGUE WOMEN(SVリーグ女子)の東レアローズ滋賀が31日、7選手と2025ー26シーズンの契約を更新したことをクラブ公式SNSで発表した。

 2024ー25シーズンのSVリーグ女子では、シーズン前半戦こそ苦しんだものの、後半戦にかけて完成度を高めて調子を上げていき、レギュラーシーズンを7位で終えていた東レ滋賀。チャンピオンシップではクォーターファイナルでNECレッドロケッツ川崎に敗れたものの、レギュラーシーズン後半戦の強さは確かだった。

 今回契約更新が発表されたのは、セッターの田代佳奈美(34)、ミドルブロッカーの青柳京古(33)、アウトサイドヒッターの野嶋華鈴(26)、小山愛実(22)、大川愛海(23)、深澤つぐみ(22)、リベロの松岡芽生(24)の7選手だ。

 セッターの田代は2009年に東レアローズ(現・東レアローズ滋賀)へ入団。その後はルーマニアリーグ、デンソーエアリービーズ、フランスリーグなどでのプレー経験を経て、2024ー25シーズンに7シーズンぶりに東レ滋賀へ復帰していた。2024ー25シーズンはレギュラーシーズン44試合、クォーターファイナル2試合の全46試合にベンチ入りをしていた。

 ミドルブロッカーの青柳は愛知学院大学出身。大学卒業後は上尾メディックス(現・埼玉上尾メディックス)へ入団し10シーズンプレーした。東レ滋賀へは2024ー25シーズンより加入。レギュラーシーズン42試合、クォーターファイナル2試合の計44試合にベンチ入りをしていた。

 リベロの松岡は九州共立大学卒業後に東レアローズ(現・東レアローズ滋賀)へ入団。2024ー25シーズンはレギュラーシーズン44試合、クォーターファイナル2試合の全46試合にベンチ入りをしていた。

 アウトサイドヒッター陣は4選手が契約更新を発表。クォーターファイナル2試合を含む計42試合にベンチ入りをしていた野嶋、クォーターファイナルGAME1含む計28試合にベンチ入りをした小山、クォーターファイナル2試合に出場していた大川、キャプテンを務めシーズンを通して活躍を見せた深澤と、多くの選手が来シーズンも東レ滋賀でプレーすることとなった。なお、深澤は2025ー26シーズンからクラブとプロ契約を結ぶことになるという。

 選手はクラブを通じて以下の通りコメントを発表している。

・田代

「日頃より沢山のご声援ありがとうございます。 また東レでプレーできることを嬉しく思います。 東レアローズ滋賀の魅力を より沢山の方々に認知して頂き 自分自身の役割に徹し、勝ちに拘りながら プレーしていきたいと思います」

・青柳

「新シーズンも東レアローズ滋賀でプレーできることをとても嬉しく思いますし、わくわくした気持ちでいっぱいです! 粘り強いブロックと力強いスパイクでチームを優勝に導きます!」

・野嶋

「今シーズンも東レアローズ滋賀でプレーができることを嬉しく思います。 限られた選手という時間を、競い合うこと、 困難さえも本気で楽しみ抜き、 優勝に必要不可欠な存在に自らがなれるよう、 try&errorを繰り返して、成長していきます。 ご声援のほどよろしくお願い致します」

・小山

「新シーズンも東レアローズ滋賀の一員としてプレーできること大変嬉しく思います。 今年こそ優勝できるように、個人としてはもっとプレーで貢献できるよう、自分がチームを勝たせるという強い意志を持って何事にも全力で挑み続けます。 共に素晴らしいシーズンにしましょう! ご声援よろしくお願いします!」

・大川

「いつも温かいご支援、ご声援ありがとうございます。25-26シーズンも皆様と戦えることを幸せに思います。 24-25シーズンよりレベルアップした姿で、勝利に貢献できるよう日々努力します。 25-26シーズンも強く繋がり共に戦いましょう。 引き続き、沢山の応援よろしくお願いします‼︎」

・深澤

「2025-26シーズンからプロ選手として、東レアローズ滋賀と契約させていただきました。プロ選手として、より一層チームの勝利、バレーボールの魅力を発信していきたい、というふうに考えています。今シーズンも、東レアローズ滋賀の深澤つぐみをよろしくお願いいたします」

・松岡

「この度2025-26seasonも東レアローズの一員として戦います。 これまで以上にチームの成長と自分自身の成長をお見せできるよう頑張ります。 ぜひ今シーズンも試合に足を運んで頂けると嬉しいです!! ご声援よろしくお願いします!」