V.LEAGUE MEN(Vリーグ男子)の東京ヴェルディは2日、笠井一治(22)と上野空トレーナーが2024ー25シーズン限りで退団することをクラブ公式サイトで発表した。
笠井はアウトサイドヒッターで桜美林高校出身。高校卒業後は桜美林大学へ進学し、大学卒業後の2024年にチームへ入団し、2024-25シーズンのはVリーグ男子ではレギュラーシーズン19試合にベンチ入りしていたものの、1シーズン限りでの退団となった。
上野トレーナーは2022ー23シーズンに東京Ⅴに加入し、3シーズンにわたってチームを支えた。
2名はクラブを通じて以下の通りコメントを発表している。
・笠井一治
「この度、東京ヴェルディを退団することとなりました。1シーズンという短い期間ではありましたが、たくさんのご声援、本当にありがとうございました。Vリーグという素晴らしい舞台でプレーできたこと、心から感謝しております。シーズンのスタートは怪我から始まり、ようやくチームの一員として戦えるようになってきた矢先での退団は、とても悔しい気持ちでいっぱいです。元々、社会人としての生活との両立がどうなるか分からず、1シーズン限りになる可能性もあるという前提での契約ではありましたが、それでももっとこの舞台でプレーを続けたかったという思いがあります。それでも、この経験を通して得たものは大きく、今は新たな環境で日々前向きに取り組んでいます。現在はバレーから離れているものの、『このままでいいのか』という葛藤を感じる毎日です。きっと、僕の人生からバレーボールが完全になくなることはないと思っています。いつかまた、どこかで皆さんにプレーする姿をお見せできるよう、頑張っていきたいと思います。最後になりますが、選手の皆さん、スタッフの皆さん、そして支えてくださったサポーター・ファンの皆さま、本当にありがとうございました。このご縁に心から感謝しています。これからも東京ヴェルディへのご声援を、どうぞよろしくお願いいたします!」
・上野空トレーナー
「2024-25シーズンで東京ヴェルディバレーボールチームを退団させていただくことになりました。3シーズンと短い期間でしたが、選手のコンディショニング、パフォーマンス向上に携わらせていただき大変貴重な経験をさせていただきました。シーズン中は苦しい試合展開が多かったですが、会場に足を運んでいただき声援を送っていただきましたファン・サポーターの皆様には感謝しております。これからも、東京ヴェルディバレーボールチームへの応援宜しくお願い致します」