20日、セリエAのペルージャが、男子日本代表の石川祐希がチームに合流したことをクラブ公式Xで発表した。
石川は昨シーズンまではミラノに所属しており、2024-25シーズンからペルージャに加入した。同じく昨シーズンまでミラノに所属し、今シーズンからペルージャに加入したアルゼンチン代表のアグスティン・ロセルもクラブ公式Xで19日に合流が発表されている。また、クラブ公式インスタグラムのストーリーでは、石川が合流初日からチームのウエイトトレーニングに参加する様子も映されていた。
今回発表された映像では、映画『ハリー・ポッター』シリーズでお馴染みのBGMにのせて石川が箒に乗って空を飛び、日本からイタリアに到着したことが表現されていた。空中でTシャツがはためいていたりと細部までこだわられており、石川を歓迎する気持ちが表れたような映像であった。
2014年からセリエAへの挑戦をスタートした石川。モデナ、ラティーナ、シエナ、パドバを経て加入したミラノでは2年連続の4強へチームを導き、ついに世界最強と呼び声高いペルージャへと上り詰めた。
今シーズンから石川がプレーするペルージャは各国のスター選手が揃い、2023-24シーズンではリーグ、イタリア杯、イタリア・スーパー杯、世界クラブ選手権を制したまさに最強チーム。石川のポジションであるアウトサイドヒッター(OH)にもウクライナ代表のオレイ・プロトニツキ、ポーランドのカミル・セメニウクなど各国のエースが集まっている。
石川は日本を出発する前に自身のインスタグラムで、「行ってきます イタリアセリエAのペルージャでバレーボール極めてきます!!!」と決意をつづっていた。ついに世界最高峰のチームでの挑戦が始まった石川。ペルージャでも日本バレーの強さを見せつけてくれることを期待したい。