大同生命SV.LEAGUE MEN(SVリーグ男子)の東レアローズ静岡は9日、セッターの新貴裕(33)とアウトサイドヒッターの藤中優斗(29)、ミドルブロッカーの中村竜輔(27)の3選手と2025-26シーズンのプロ契約を締結したことと、阿部裕太監督の続投を発表した。クラブ公式サイトが伝えている。
新は明治大学を卒業後、富士通カワサキレッドスピリッツやパナソニックパンサーズ(現・大阪ブルテオン)でプレー。2024-25シーズンは大阪Bから東レ静岡にレンタル移籍し、正セッターとして活躍。今シーズンをもって大阪Bを退団することが発表されていた。
藤中は早稲田大学を卒業後、2019年からの5シーズンをジェイテクトSTINGS(現・ジェイテクトSTINGS愛知)で過ごした。2024-25シーズンに東レ静岡へ移籍し、SVリーグ男子のレギュラーシーズンは30試合でベンチ入り。合計65得点を獲得した。
中村は順天堂大学を卒業後、VC長野トライデンツや大分三好ヴァイセアドラーでプレー。2024年の7月から8月末まで東レ静岡と練習生契約を結んでいたが、同年9月に正式に入団が発表された。在籍1年目となる2024-25シーズンは、SVリーグ男子のレギュラーシーズン11試合でベンチ入りした。
続投が発表された阿部監督は2019年、選手兼コーチとして在籍していた東レアローズ(現・東レアローズ静岡)で現役を終えると、その後は同チームのコーチに専任。2024年に同チームの監督に就任するも、2024-25シーズンはSVリーグ男子のレギュラーシーズンを12勝32敗の8位で終え、チャンピオンシップ進出を逃す悔しい結果となっていた。
4名はクラブを通してコメントしている。
■新貴裕
「この度、正式に東レアローズ静岡に入団することとなりました新貴裕です。昨シーズンは納得のいく結果ではありませんでした。強い東レアローズ静岡を取り戻すため、高みを目指して日々精進してまいります。ぜひ、今シーズンも熱いご声援をお願いいたします」
■藤中優斗
「2025-26シーズンも引き続き東レアローズ静岡でプレーすることを決断いたしました。今シーズンも東レアローズ静岡の一員になれたことをとても嬉しく思っております。昨シーズンの悔しさを胸に、今シーズンこそはチームとしても個人としても結果を残してみせます。引き続き温かいご声援をよろしくお願いいたします」
■中村竜輔
「2025-26シーズンも東レアローズ静岡でプレーできることを嬉しく思います。チームの勝利に貢献できるよう頑張ります。今シーズンもご声援よろしくお願い致します」
■阿部裕太
「今シーズンも東レアローズ静岡の監督を務めさせていただきます。昨シーズンは非常に悔しい結果に終わりました。今シーズンはより強い気持ちを持って、チーム一丸となりリベンジします。2025-2026シーズンは、応援してくださる皆様に元気と感動を与えられるよう、精一杯プレーしますので東レアローズ静岡と共に最後まで戦いましょう」