大同生命SV.LEAGUE MEN(SVリーグ男子)の東京グレートベアーズは16日、海外にレンタル移籍していたリベロの谷口渉(28)が2025-26シーズンにチームに復帰することを発表した。
谷口は、中央大学卒業後の2019年にFC東京(現・東京グレートベアーズ)にアウトサイドヒッターとして入団。その後、2021年にリベロの古賀太一郎が長期離脱を余儀なくされた際にリベロに抜擢されると、そこからリベロとしてプレー。2023-24シーズンはセリエAのパドヴァに、2024-25シーズンはギリシャのアオンズ・ミロンにレンタル移籍していた。
海外での経験を経て、2シーズンぶりにチームに復帰することが決定した谷口。本人とカスパー・ヴオリネン監督は以下のコメントを発表している。
■谷口
「いつも応援いただき、本当にありがとうございます。2025-26シーズンを東京グレートベアーズでプレーすることになりました。2年ぶりにまたみなさんと一緒に戦えることを、心から嬉しく思っています。これまで支えてくださった多くの方々への感謝の気持ちを忘れず、海外で得た経験を活かして、チームの目標達成に向けて全力を尽くします。引き続き応援よろしくお願いします!!Vamos!!!」
■カスパー監督
「渉は、どのバレーボールチームにもいてほしい、まさに理想的な存在です。常にポジティブで、エネルギッシュで、最後まで諦めない姿勢は、チームに必要不可欠です。コート内外での彼の存在感は非常に魅力的で、私も彼の人柄をとても気に入っています。これまでヨーロッパで長年にわたり自身の人間性を磨いてきた彼は、グレートベアーズの守備陣とともに、大きな一歩を踏み出す準備が整っています。素晴らしい仲間に囲まれることはとても大切ですが、渉はまさにその一人です」