[写真]=Volleyball World

 18日にバレーボールネーションズリーグ2025女子の予選ラウンド第2週の第1戦が行われ、バレーボール女子日本代表が女子タイ代表と対戦した。

 予選ラウンド第4週は1つもセットを落とさず4連勝中の女子日本代表。第2週目の香港ラウンド初戦には、これまでと同じくアウトサイドヒッター(OH)は石川真佑、佐藤淑乃、和田由紀子を、セッター(S)には関菜々巳を先発起用。ミドルブロッカーには島村春世と宮部藍梨が名を連ねた。リベロ(L)には代表初選出となる西崎愛菜がスタメンで起用された。

 第1セット序盤、僅かな点差を追いかける女子日本代表。両チーム、ボールを簡単に落とさない粘りのバレーを見せる。中盤、タイの鋭いサーブを避けきれずサービスエースを取られ3点差、さらに日本のスパイクミスで4点差に開く。ブレイクを取り勢いに乗るタイに、直後も日本は続けてノータッチエースを取られ悪い流れを断ち切れない。終盤、点差を広げられ焦る日本にスパイクミスが続き失点が増え、18-25で今大会初めてセットを落とす。

 続く第2セット、佐藤に代えて秋本美空がスタートからコートに入る。序盤はサイドアウトの応酬で点差がつかずに進む。先にブレイクを成功させたのはタイで、日本は1セット目同様追いかける展開になるも、1セット目決定率に苦しんだ石川のキレのあるスパイク、続くブロックで3連続ポイントを奪うと日本が逆転に成功。しかし直後にタイが再び逆転、終盤も互いに取っては取り返すシーソーゲームとなる。接戦になる中で25点目を取ったのはタイ、日本は2セット目も落とし後がなくなる。

 注目の第3セット、宮部藍梨に代わって山田二千華がスタートから入る。序盤は日本が良い滑り出しを見せ、連続ポイントでリードを得る。その後もタイにブレイクを与えず、ブロックタッチを取って攻撃に繋げる日本の大量リードで試合が進む。中盤じわじわと迫ってくるタイだが、堅実に点を重ねていく日本がリードを守り切り、最後は島村が決め切り25点目をとり、まずは1セットを取り返す。

 第4セットは、3セット目と同じメンバーで挑む日本。序盤は日本の僅かなリードで試合が進む。中盤にも6連続ポイントを奪い、勢いを増していく。サーブでタイを翻弄し、ラリーを制する日本が完全にペースを掴み、終盤に和田のノータッチエースも飛び出す。手を緩めず着実に得点を重ねた日本が25-15という大差で取り切り、勝負は最終第5セットへ。

 勝負が決まる第5セット、スタートは両者譲らない点の取り合いに。和田のサーブターンでブレイクし6-4と2点差をつけた日本。タイも追い上げを見せるが、焦らず着実に得点を重ねる日本。タイのサーブミスでマッチポイントを握った日本、最後は石川がブロックアウトを決め切り15-11でフルセットを制した。

 日本のリーグを知る選手が多いタイ代表に苦しむも、2セットダウンから逆転勝利で5勝目を手にした女子日本代表。2戦目は、20日(金)21:30よりFIVB世界ランキング1位で今大会これまで5連勝中の強豪女子イタリア代表と対戦する。

■試合結果

日本 3-2 タイ

第1セット 18-25
第2セット 23-25
第3セット 25-20
第4セット 25-15
第5セット 15-11

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この記事を書いたのは

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