20日に行われたネーションズリーグ2025女子の予選ラウンドで、バレーボール女子日本代表は女子イタリア代表を相手にフルセット負けを喫した。キャプテンの石川真佑がU-NEXTのフラッシュインタビューで試合を振り返った。
FIVB世界ランキング1位で今大会ここまで6戦全勝のイタリアを相手に、フルセットの激闘を繰り広げた日本。デュースにもつれ込んだ最終第5セットを取ることができず、日本は今大会初の黒星を喫した。キャプテンの石川は、難しいボールを得点につなげるなどチームをけん引。サービスエース2本、ブロックポイント1本を含む計25得点を獲得した。
石川は熱戦を振り返り「今日の試合は接戦の場面がすごく多かったです。自分たちが最後、我慢し切れなかったりだとか、自分の最後のミスもありましたけど、途中も細かいところのミスが勝負を左右するなと改めて感じました」と冷静に敗因を分析した。
また、難しいトスへのアプローチを聞かれると「ポジション的にも、いい状況で上がってくるケースはすごく少ないとこのラウンドでも感じていて。苦しい状況の中でも点数を取らなきゃいけないので、攻める気持ちだったり、今日に関してはブロックが高いので下に打たないように高い打点や通過点を意識しながら打っていました」と高いブロックへの意識を明らかにした。
次戦、21日(土)21:00よりFIVB世界ランキング6位の女子中国代表と対戦する日本。石川は「今日は負けてしまいましたけど、試合は来るので。明日の中国戦にしっかり切り替えて、今日良かったものは継続しながら試合の中で今日の修正をやっていければいいなと思います」と切り替えて次戦に臨む姿勢を見せた。