女子バレーボール日本代表は22日(日)、ネーションズリーグ2025女子の予選ラウンドで女子チェコ代表と対戦し、セットカウント3-0(25-22、25-17、 25-20)でストレート勝利を飾った。
直近の2試合女子イタリア代表と女子中国代表に連敗していた日本だが、予選ラウンド第2週の香港ラウンド最終戦で快勝。ミドルブロッカーの宮部藍梨がU-NEXTのインタビューに応じ、試合を振り返った。
イタリア戦以来2試合ぶりのスタメン出場となった宮部。チェコ戦では2本のブロックを含む11得点と躍動したが、「香港ラウンドはあまり自分のスパイクが決まらず歯がゆいところがあったんですが、最終戦でしっかりとスパイクでチームに貢献できてすごく良かった」と安堵を見せた。
連敗中という難しい状況だったが、宮部は「この試合でいいプレーを出して次の千葉ラウンドに持っていきたい」、「ミドルが真ん中の印象つけないといけない」という2つの意識をもって試合に入ったという。ミドルブロッカーの存在感については、「セッターとのコミュニケーションであったり、このゲームでしっかり構築できたのかなと思うので、そこは次のラウンドも継続したい」と手応えを口にした。
その次のラウンドは日本。7月6日(水)から千葉で行われる。例年より間隔の空いたスケジュールとなるが、宮部はしっかりリカバリーし、この2ラウンドでできなかったところを修正する時間があることはアドバンテージ」と前向きに捉え、「気持ちを切り替えて、千葉大会で全員で良いプレーができるよう準備したい」と意気込んだ。
香港ラウンドを2勝2敗で終え、大会通算6勝2敗とした日本。良い形で日本ラウンドへと向かう。