女子バレーボール日本代表は22日(日)、ネーションズリーグ2025女子の予選ラウンドで女子チェコ代表と対戦し、セットカウント3-0(25-22、25-17、25-20)でストレート勝利を飾った。
チェコ戦でサービスエース4本を含む両チーム最多の17得点と躍動したキャプテンの石川真佑がU-NEXTのインタビューに応じ、試合を振り返った。
直近の2試合女子イタリア代表と女子中国代表に連敗していた日本だが、この日はそれを感じさせない快勝。石川自身も別人のような姿を見せたが、「昨日自分が点数取れなかったので、今日香港ラウンドラストでしっかり自分のいいパフォーマンスを出せるようにと思って試合に入りました」と、やはり悔しさを感じていたようだ。
特に石川はサーブで躍動。「ゾーン5方向を意識して打ちました」と語り、「ところどころミスもあったんですけど、しっかり点数を取れたことは良かった」と手応えをにじませた。
2025年度から代表の主将に就任している石川。連敗中という難しい局面でも、キャプテンとしてプレーで背中を見せた。
「ベンチからも他の選手からもすごくコミュニケーション取りながらできていたので、自分が特別何かをすることはあまりなかったというかできなかったんですけど、言葉を伝えられない分、自分はしっかりプレーで見せようと思った」と語った一方で、「ここから先、自分が伝えることもすごく重要になってくるので、そこはしっかり自分が成長していかなきゃいけない」と決意を感じさせた。
ここまでの8試合を終えての総括では、「香港ラウンドではスタートの入りが悪かった」と課題を挙げつつ、「悪いときでも目を合わせながらコミュニケーションをとっていくこと」と「セッターとのコンビ修正」を次ラウンドへの改善点に挙げた。
そして次戦からはいよいよ日本ラウンド。「監督も代わり、チームも変わって、皆さんの前でプレーできるのを楽しみにしています」と前を見据えた石川。新生女子日本代表が良い形で香港ラウンドを締めくくった。