19日、大同生命SV.LEAGUE MEN(SVリーグ男子)のサントリーサンバーズ大阪が、オフィシャルファンクラブのサンバーズフレンズへの2025-26シーズンの入会に際して、会員規約の改訂を行ったことをクラブ公式サイトで発表した。
サントリーは今年2月、禁止されている「サンバーズフレンズ会員向け特典(先行販売、会員価格等)の第三者に譲渡又は転売する行為」や「取得した会員証、ログインID、パスワードなどを第三者へ貸与もしくは譲渡し、又は複数人により共用する行為」などに関する規約違反行為が今シーズンのホームゲームにおいて発生していることについて言及し、「非公式ルートで譲渡・転売されたチケットの席の無効化」や「サンバーズフレンズ会員規約違反が明らかになった方の会員資格およびパスコードの取り消し」といった対応を取っていた。
そして今回サントリーは「サンバーズフレンズ会員の特典として先行購入又は割引購入したチケットを公式リセールに反復継続的に出品する行為その他前号本文に該当すると疑われる行為」、「会員特典、サンバーズフレンズ会員の特典として先行購入又は割引購入したチケット、招待券、会報等の郵送物、プレゼント商品等特典を第三者に譲渡もしくは販売又はこれらを譲受もしくは購入する行為」を禁止事項として挙げた。
また、「特典等が当該特典等を受領する権限があるサンバーズフレンズ会員本人以外の者により使用された場合、又は第1項に定める違反行為により譲渡・販売/譲受・購入された場合、当該特典等を無効とできるものとします。当該特典等がチケット又は招待券の場合、当該特典等を使用した方について当該特典等に基づく入場をさせないこと及び既に入場しているときは退場させることができるものとします」とし、禁止事項が確認された場合の対応についても言及する形となった。
これまでには、同じくSVリーグ男子の大阪ブルテオンや東京グレートベアーズも規約違反に対する対応について言及しており、リーグ全体としてルールを守るファンが気持ちよく観戦できる体制が整っていくことが期待される。