23日、大同生命SV.LEAGUE WOMEN(SVリーグ女子)の埼玉上尾メディックスが、山岸あかねとアンバサダー契約を締結したことをクラブ公式サイトで発表した。
山岸はリベロで、東海大学を卒業後の2012年に上尾メディックス(現・埼玉上尾メディックス)に入団。埼玉上尾一筋で今季12シーズン目を迎えていた。2020-21シーズンからの4年間はキャプテンも務め、2022-23シーズンにはV.LEAGUE(Vリーグ)通算230試合出場を達成し、Vリーグ栄誉賞を受賞していた。
また、2018年からは当落選を繰り返しながらも女子日本代表にも選出され、2024パリオリンピックではリザーブメンバーとしてチームに帯同していた。シーズン開幕前となる2024年10月に今シーズン限りでの引退を発表し、チャンピオンシップクォーターファイナルが現役最後の公式戦となった。
今回のアンバサダー契約によって山岸は、バレーボールの普及活動を中心としたチームの活動に携わっていくとのことだ。
山岸はクラブを通じて以下の通りコメントを発表している。
「このたびチームとアンバサダー契約をさせていただきます。引退をしてからも大好きなこのチームに関われること嬉しく思っています。バレーボールの魅力や素晴らしさを選手時代とは違った形で伝えていけるよう努力していきます。今後もよろしくお願いします」