26日(木)に行われたネーションズリーグ2025男子の予選ラウンドで、バレーボール男子日本代表は男子フランス代表相手にフルセットを制し4勝目をあげ、アウトサイドヒッターの大塚達宣がU-NEXTのフラッシュインタビューに答えた。
3勝1敗で迎えた予選ラウンド2週目、男子日本代表は1戦目を開催国のブルガリアと対戦し今大会初めてストレートで敗戦。その敗戦から24時間経たずして2戦目で強豪フランスと対戦し、見事勝利を掴んだ。
大塚は今試合途中出場でチーム2番目となる10得点をマーク。一部主力は欠くものの、強豪フランス代表相手に勝利した今の気持ちを聞かれ、「チームとしても苦しい状況が続いたんですが、昨日の負け方から皆でしっかり勝ちに行って、結果として勝ちに繋がってよかったです」と昨日の敗戦から切り替え、今日の勝利を掴めたことへの嬉しさをにじませた。
ブルガリア戦ではスパイク決定率に苦しんだ大塚だったが、今試合で途中出場するにあたってどんなことを考えながら臨んだのか、という問いに対しては「途中出場することは慣れているのでいつも通りだったんですが、昨日はスパイクの部分で気持ち良く打てなかったところが多かったので、そこをセッターとも試合が終わった後にコミュニケーションを取って、今日はトスのテンポを少し変えたんですが、そうして思い切ってトライすることも試合の中でできたので、自信になり良い経験になりました」とブルガリア戦での反省からの打開策を考え、それが上手くいったことを明かした。
また今試合の解説を務めた元日本代表の清水邦広さんは、「苦しい時間も多かったと思うが今試合で大塚選手が決めるとチームの雰囲気も明るくなっていくように感じた」と話し、それに対しては「昨日の試合が終わった後からみんなが僕に声をかけてくれて、僕はやっと今日の試合で気持ち良く決めることができたので、それで皆も一緒になって喜んでくれて、本当にチームのみんなに感謝したいと思います」とチームメイトへの感謝を口にした。
フランス戦の勝利で4勝2敗とした男子日本代表。次戦予選ラウンド第2週目の第3戦は、27日(金)21:00よりFIVB世界ランキング13位の男子ウクライナ代表と対戦する。